レポート
高木秀彰さんを偲んで…
2017年10月19日
当ブログでも多くの写真を掲載させて頂いた、
サイクルロードレースのフォトグラファー、
そしてジャーナリストとして多くのサイクリストと親交が深かった高木秀彰氏が、
先日、お亡くなりになりました。
SNS上では、みな高木さんに撮って頂いた写真と共に哀悼の意を表されていて、
本当に多くの方に慕われていたことがわかります。
わたしは2012年、チームマッサ時代に初めてお会いし、
チームメイトと共に高木さんの車に便乗させて頂き、 遠征をしたことを思い出します。
また、毎週水曜夜は三船雅彦監督の秘密の会合が行われ、
そこに行くと時々高木さんもいて、夜な夜な語り合いました。
高木さんはフォトグラファーに留まらず、
ジャーナリストとしてジュニア世代にまで目を向ける中、
私のような遅咲きの(…いや、まだ咲いていない⁉︎)選手が、
必死にプロトンの中で喘いでいる姿にも目を向けていただき、
集団を飛び出したら見逃すことなく、
「証拠写真取れたから送るね〜」
と言って下さり、
いつしかそれがモチベーションになっていました。
【高木さんにとらえて頂いたシーン】
2013 きらら浜クリテリウム
2013 白浜クリテリウム
2015 Jエリートツアー個人総合優勝
最後に撮って頂いた写真は、先月の山口秋吉台カルストロードの時のもの。
→シクロワイアード
まぎれもなく自分史上最高のレース、
最高のひとときをとらえて頂きました。
そんな高木秀彰さんのご冥福を祈ります。
佐藤信哉
【Photo:Hideaki TAKAGI】