レポート
9/13 舞洲クリテリウム レポート(佐藤)
2015年9月16日
佐藤です。
先日、大阪、舞洲で行われたクリテリウムレースのレポートです。
E1レース、1組目、
VC Fukuokaは井上、廣田、佐藤の3名が参戦。
事前の出走リストで、完全にスプリント勝負の展開が予想される。
大まかな作戦は、
前半、佐藤は逃げを作るべくトライをする。
井上は佐藤がヘタレた時のカウンターの動きに注意し、
他チームの動きに連動して集団を抜け出しを窺う。
ただし、勝負所はラスト10〜5周に設定し、
佐藤の動きからカウンターで自発的にでも集団抜け出しを図る。
廣田は上位を窺える程のスプリント力がついてきた為、
後半スプリント勝負になったら廣田へスイッチ。
苦しい作戦だけど、
序盤激しいアタック合戦の末にできた逃げ集団を、メイン集団が追いかけるレースが面白い。
応援も多く、観に来て楽しいレースにしたいし、
チームとしても相手の土俵で戦わないことでチャンスが生まれる。
JPTではまだまだ力が足りないが、
エリートツアーならばそれをやれるようにならなければ!
レース開始。
開始からフルもがき。
イメージは集団を抜け出しているつもりだったが、一列棒状になった程度で、不発。
その後も積極的に動いたが、
自分にキレがないのか、抜け出せず。
廣田がスプリントポイント争いをしていたが、
その後の動きでボンシャンスの齋藤と抜け出しに成功。
そこへ、シルベスト小西がさすがのパワー、一瞬で合流。
最後まで脚を温存しておけば力勝負で勝てる選手。
なのに逃げに乗ってきた。
藤岡も控えているし、余裕がある。
さすがのチーム力。
ライバルチームの合流、
でも自分はペダリングの力を弱めなかった。
言い換えると、後半まで小西を連れていってもいいと思った。
藤岡、小西の2枚看板で万全のスプリント体制に持ち込まれる脅威より、一人は引き離し、少しでも消耗させた方が、大怪我にはならないとの考えから。
そしてそれも事前の作戦のうち。
レース中盤、ボンシャンス齋藤の牽きは強かったが、やはり最後まで行く事はできず敢え無く集団に吸収された。
なんか気のせいか、後ろで井上が集団を牽引しているように見えた瞬間があったが、彼のブログから集団抜け出しを試みたらしい。
彼は懺悔しているが、チームでエースは決めていないので、
メンバーそれぞれが自分の勝機を狙ったチャレンジは良いと思う。
そして、ここでカウンターの動きで数名の選手が飛び出し、井上も集団から抜け出した。
残りまだ10周以上あったが、作戦前倒しでこのまま最後まで行かせることに。
井上はいつしか独走となったが、
タイム差は20秒前後まで開き、最後まで行けることを確信。
ラスト3周で自分も集団を抜け出し、
井上に合流を図ったがこれが失敗。
消耗したし、集団も近づけてしまったかもしれない。
最終周の最終コーナーまで井上は奮闘したが、
あと一歩の所で敢え無く集団に吸収された。
しかし、シルベスト勢のリズムを崩せたはず。
ただ自分は他のそうそうたるメンバーのスプリント力に屈し、4位。
廣田がここで上位に食い込めれば理想だったが、
まだE1経も験浅く、イメージ通りには持って行けなかった様子。
もう少し場慣れすれば、近々、間違いなくラストを任せられる。
2組目でクラブシルベストが大活躍。
また100P差が広がってしまった。
層が厚いですね。
チームポイントの差、-455P。
次戦は9/19南魚沼で行われる個人タイムトライアル。
諦めずガンバリマス。