レポート

7/5 JBCF山陽建設 広島三原ロードレース 本多2位、横塚3位、主導権握り上位入賞

2025年7月7日

2025年7月5日(土)に、広島県の広島県立中央森林公園で開催されたJBCF山陽建設 広島三原ロードレースのレースレポートです。

梅雨明けの猛暑が照りつける中、タフなアップダウンとテクニカルなコーナーが続く広島県中央森林公園の周回コースで行われた。E1は12.3km×8周=98.4kmの長丁場となり、暑さと地形の双方が選手たちの脚を試す一戦となった。

VC FUKUOKAはチーム全体として、序盤から数的有利な状況を活かして主導権を握る動きを展開。
1周目から本多と向川が逃げに加わり、4名の先頭グループを形成。チームから2名を前方に送り込む布陣を構築した。メイン集団では阿部や奥田、横塚、木村、辻野、山本らが中盤以降の展開を睨みつつ、終盤に向けた布陣を整えていった。

レースが動いたのは6周目。
逃げ集団で様子を見ていた大前翔選手(Roppongi Express)が、登り区間の直前で一気にペースアップを仕掛ける。これにより向川がドロップ。その後、隙をつかれ大前選手が抜け出し、本多が単独で追う展開に。
メイン集団ではその変化に気づくのが遅れ、横塚や奥田らが追撃に動くタイミングを逸してしまった。結果として、大前選手が独走のまま逃げ切り勝利。追い続けた本多が2位、後方から猛追した横塚が3位、阿部4位、奥田6位と複数名が入賞を果たしたものの、勝利には届かず、悔しさの残る結果となった。

レースを通じてチームとして積極的に展開を作り、攻める姿勢を見せた一方で、細かな判断ミスや集団内の情報共有、タイミングのズレが勝敗を分ける要因となった。阿部や木村、辻野といったサポート組もそれぞれの役割を果たそうと尽力し、辻野はペースアップの起点となる動きでレースに勢いをつけるなど、チーム全体で勝利を目指す意識の高さが見えた。

とはいえ、結果的に「数的有利」を活かしきれなかった今回のレースは、チーム戦略の見直しやコミュニケーション面での課題を浮き彫りにする一戦でもあった。
次戦に向けて、各選手がそれぞれの反省と収穫を胸に、暑さの中でも前を向いて準備を進めている。連戦が続く夏、VC FUKUOKAはさらに結束を強め、勝利を目指す。

また、E1と混走となったE2には大谷春樹が出場。シーズンインからコンディションを取り戻す最中ではあるが、完走を果たし次戦への手応えを掴んだ。

 

E1リザルト(出走63名/完走32名)

✅本多 晴飛 2位
✅横塚 浩平 3位
✅阿部  源 4位
✅奥田 和人 6位
✅木村 純気 9位
✅山本 晴斗 11位
✅向川 尚樹 19位
✅辻野 壱哉 DNF
✅水上 隆助 DNF
✅深堀  理 DNF

E2/E3リザルト(出走93名/完走73名)

✅大谷 春樹 57位

 

選手コメント

本多 晴飛

1周目から有力選手が前にいた為、予定より早く動きはじめ、2周目には逃げに乗っていました。
暑さからか体調が予想より悪くもう少し早く共有出来ていたら後半の展開も変わった可能性もあり反省点です。
応援ありがとうございました。

 

横塚 浩平

逃げに入った晴飛は温存させ、後ろは人数を減らしながら追いついて数的有利に持ち込みたかったが、晴飛が遅れている事に気付くのが遅くなり前を追うのが遅れてしまった。
チームは全体的に調子が良かったのに致命的な判断ミスで勝負に絡む事ができず悔しい結果になってしまった。
来週もレースが続くので気持ちを切らさず準備を続けていく。

 

阿部 源

今日は足を温存しつつ、有力選手をマークする役割を担い、さらにサブエースも任されていた。
しかし、マークしていた選手が予想以上に早く動き出したことで、自分の判断に迷いが出てしまった。そんな中、チームメイトが逃げグループに2人入ってくれたため、その後の展開に備えることに。
ところが、その逃げが結果的に「勝ち逃げ」となってしまい、自分に与えられていた役割を果たせないままレースを終えてしまった。さらに、集団内ではチームメイトとの意思疎通もうまくいかず、課題の多い一日となった。
今日は自分の判断ミスが大きな原因です。
しかし、多くの学びがあったのでこの経験を後半戦に活かしていきます。
暑い中、応援・サポートありがとうございました。

 

奥田 和人

前半は温存させてもらい中盤から動くプランで走った。
数的有利に持ち込めそうな場面は所々あったが決め切れず一人逃げを許してしまう展開になってしまた。
与えられた役割を全うすることが出来ませんでした。
次のレースは未定ですが次に向けて頑張ります。

 

木村 純気

レース展開的にはほぼ作戦通りで調子も悪くなかったのですが、メイン集団から前の状態を完全に把握できておらず、大前選手に逃げられてしまいました。また、チーム内での動きも改善点はあったのでもっとコミュニケーションを取るべきでした。
積極的にレースを作ることは出来ていたので、後は結果を出すのみです。暑い中でのトレーニング、レースが続きますが試行錯誤しながら頑張ります。

 

山本 晴斗

このレースでは最後までしっかり残り、出来るだけいい順位でゴールすることを目標にした。
聞いていた通りに5周目にかなりハイペースで3段坂を登っていたのでここには死ぬ気でついていくつもりで走った。
先頭の8名ほどの逃げに乗ることができたが、その逃げは捕まってしまい、振り出しに戻ってしまった。
その後は集団の中でペースで走ってしまい最後は3段坂で集団から抜け出してそのままゴールになった。
レースでは何度もアタックがありそのアタックに1回ついていけばいいものではないので見極めながらも何度もアタックについて行ける、アタックできるようにならないと、と改めて感じたので今後の練習で改善する。
酷暑の中サポートありがとうございました。

 

向川 尚樹

チームからのオーダー通り前半集中で走った。
主要メンバーの動きについて行ったらギャップが出来て逃げが形成された。
前半はお互いの様子をみながらローテーション。大前選手は控えめに踏んでる様子。
後半、逃げ切れると判断したのか、大前選手がペースを上げる。
登りのペースアップについて行けずドロップ。
力で勝った大前選手にリスペクト。
明日からいつものルーチンでトレーニング。
次のレースに備えます。
暑い中、沢山の応援·サポートありがとうございました。

 

辻野 壱哉

前半は前々でチェックに入り、
5周目の作戦で予定していた通りのペースアップの起点となる動きができ、勢いをつけて後半のアシストとエースに託すことができた。
序盤にもう少し冷静かつ周りを良く見て動く事が出来れば、より良く長く動けたと思うので、良くなかったところはしっかりと改善していきます。

 

水上 隆助

応援・サポートありがとうございました!
4周目の三段坂で遅れてしまい、トップ選手との登坂力の差を感じました。
E1レースでの自分の立ち位置を知り、不足部分を理解することができたため、次はしっかり戦えるように精進します。

 

深堀 理

今シーズン初のE1レースでした。
私の目標はレース強度を確認することと生き残ること。
結果は5周回終了時点でDNF。しっかり走れる様に精進していきます!

 

大谷春樹

少しずつですが調子も上がってきたので目標は先頭集団で完走でした。
1周目から先頭集団から遅れ2周目に帰ってきた時は第3集団の中で走り集団の後方でそのままゴールでした。
最低限の完走はできたので次に繋げていけたらと思います。
まずは強度をあげれる体づくりをしていかないといけないと感じました。

 

フォトギャラリー

Photo: Kensaku Sakai