レポート

5/27-5/29 TOUR OF BOSTONLIQ レポート

2024年6月6日

2024年5月27日(月)から5月29日(水)にかけて出場した、ウズベキスタンでのUCIステージレース「TOUR OF BOSTONLIQ」のレースレポートです。

ウズベキスタンの首都タシケントの北東に位置するBostonliqというエリアにて行われた3日間のステージレース。
初日はほぼ平坦30kmの個人タイムトライアル。2日目は平坦基調で146kmのスプリンターステージ。
3日目は、2日目とほぼ同じエリアを周回したのち、ラスト10kmで400mを駆け上がる山岳ゴールが設定されている。

このレースには地元のウズベキスタンやお隣のカザクスタンのVINO、中国のLi Ning Star、オランダのユニバース、そしてモンゴルナショナルチームなど10チームが参加。
チームとしてはベンジャの総合に加え、日本人選手も総合を目指したいところ。しかし、初日のタイムトライアルが設定されており、機材輸送の面で我々にとっては不利な状況。そこで、ベンジャの総合をアシストすることと、あとはステージのリザルトを狙っていくことを目的とした。

 

STAGE 1



初日は片道15kmの直線をUターンして戻ってくる、トータル30kmの平坦タイムトライアル。
タイムトライアルバイクの使用が認められていて、巡航力のある体の大きな選手が有利となるコースプロフィール。
我々にとってはこの日がクイーンステージだった。
国内チームはもちろん、近隣諸国はTTバイクを持ち込んでいるため、我々は足切りタイム(トップから15%遅れると失格となる)すら気にする選手もいたほど。トップはモンゴルの選手でAve47km/h後半。
体型はさほど日本人と変わらないが、5位にはセインべヤール選手が入り、フィジカルの強さを感じた。


ベンジャは急遽用意したTTバイクとディスクホイールを駆使し、トップから1分58秒遅れの16位とまずまずのタイム。
その他の選手は順位的には厳しい結果となったが、横塚、中島、南はノーマルバイクながらAve44km/hを超えていたので、フル装備のTTバイクであれば10位圏内の争いに入れたのではないかと思われる。
一部の選手はOGKのタイムトライアルヘルメットAERO-SP5を使用し、タイム短縮の恩恵を受けたことは大きかった。

🏁STAGE 1 ステージリザルト(トップとの差)

✅ ベンジャミ・プラデス 16位(+1:58)
✅ 横塚 浩平 22位(+2:53)
✅ 中島 雅人 24位(+3:00)
✅ 南  和人 25位(+3:10)
✅ 阿部  源 31位(+3:53)
✅ 向川 尚樹 43位(+5:32)



 

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STAGE 2



この日は総合のタイムが開きにくい日。
中間スプリントなどは設定されておらず、ボーナスタイムはラストのゴールスプリントのみ。
総合リーダーを有するモンゴルチームがある程度コントロールする日となることを想定しつつも、有力勢が加わる逃げにはチェック。

チームとしては積極的に戦いたいところであったが、序盤からできた7名の逃げ集団に乗ることができなかった。作戦を切り替えて後半勝負に備えたが、向川がボトルゲージが外れるトラブルで止まり、チームカーが対応。その間にまた無線でエースのベンジャのリアメカが動かずバイク交換を行うことに。
集団から遅れてしまうと、1分もしないうちに交通規制が解除されていき、選手は一般車両の海に飲み込まれる。
チームカーはクラクションを鳴らしながら、ラスト数キロでなんとかベンジャを集団まで戻したが、この影響で集団に残っていた横塚が大きく脱落。

総合入賞の目論見もここで絶たれることに。
ベンジャはスペアバイクながらしっかもがき、なんとか6位でフィニッシュ。そして集団で南のアシストを受けた阿部も13位フィニッシュ。
タイムを落とすことなく終わることができたと思っていたが、チームカーが選手のアシストをしたことがペナルティの対象になり、1分間のタイムペナルティが追加される事態となってしまう。
コミッセールに異議を唱えたが、いかなる状況も認められないという裁定だった。

🏁STAGE 2 ステージリザルト(トップとの差)

✅ ベンジャミ・プラデス 6位(+0:00)
✅ 阿部  源 13位(+0:00)
✅ 南  和人 25位(+0:00)
✅ 中島 雅人 41位(+2:02)
✅ 横塚 浩平 44位(+2:27)
✅ 向川 尚樹 45位(+2:27)

 

STAGE 3



当初の作戦では他チームのライバルをチェック。
最後の登坂区間でペースアップし、集団を崩してライバルとのタイム差をつけるという、GC(総合順位)での入賞を目指したものだった。
しかし、1分58秒差で迎えるはずだったのが、2分58秒差となったところで、作戦を変更しステージを目指すことに。
ステージの表彰台でもUCIポイントが加算される(1位7P / 2位3P / 3位1P)ため、総合順位入賞を目指す危険な作戦は見送った。
集団をコントロールするモンゴルチームと思惑は合わせつつ、そのコントロールが崩壊、もしくはする一歩手前で集団牽引に加わる作戦へ。
しかし、モンゴルチームは強力で、コントロールがほとんど乱れることなく、ラスト10kmの登坂区間に差し掛かったところで全ての逃げを吸収。

登坂区間で勝負を決めることに。大きな陥没だらけの道と、ところどころグラベルが現れる非常にタフな路面状況。
すかさず向川がチームの位置どりのために集団を牽引し、その後は横塚が前方をキープし南のアシストで牽引した。
前方ではベンジャの得意な展開となり、小集団の登り勝負を制してステージ優勝。
山頂ゴールでのボーナスタイムを加え、ベンジャが総合9位にジャンプアップ。また、南も総合16位と善戦してレースを終えた。


🏁STAGE 3 ステージリザルト(トップとの差)

✅ ベンジャミ・プラデス 1位(+0:00)
✅ 南  和人 16位(+2:01)
✅ 阿部  源 13位(+2:08)
✅ 横塚 浩平 44位(+5:50)
✅ 中島 雅人 41位(+9:08)
✅ 向川 尚樹 45位(+11:38)


🏁総合リザルト(トップとの差)

✅ ベンジャミ・プラデス 9位(+2:43)
✅ 南  和人 16位(+5:07)
✅ 阿部  源 19位(+5:57)
✅ 横塚 浩平 31位(+11:05)
✅ 中島 雅人 38位(+14:05)
✅ 向川 尚樹 45位(+20:33)

 

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選手コメント

南 和人

エースのベンジャを中心にチーム全員が同じ目標に向かって、それぞれの仕事を全うした3日間だったと思う。
個人としては、第一ステージの個人TTや第3ステージのゴール前の登りで総合上位勢との実力差を感じたとレースとなった。
総合上位で戦える力をつけて、チームへの貢献度を上げていけるように頑張りたい。

 

向川 尚樹

今回のレースは出走人数が少なかったおかげで、レース中コミュニケーションを取りながら進める事が出来た。
トラブルやトイレで誰が集団から離れているか。レースの展開も全員が把握していたと思う。同じ様な事を、コースやシチュエーションが変わっても出来るようになれば良いと思う。個人的には自力の無さを感じるレースでした。
モンゴルの選手の様な骨太な馬力が欲しい!!

 

横塚 浩平

トラブルが多い中ベンジャが我慢強く走りステージを取った事は嬉しく思うし尊敬する。
自分は怪我明けなので3日間状態を確認しながら走った。
勝負がかかった時のペースへの対応はまだ難しくアシストらしいアシストはできなかったが、日に日に調子を上げていけた事は良かった。

 

中島 雅人

トラブルも多かったがチームがしっかり動いていたと思う。
個人としては徐々に良い状態になってきていると感じているが、チームのトラブルなどに気がついていないことも多く、周りを気にする余力は不足していると感じている。
現状は良い状態になっているので、最高の状態を目指してノートラブルで頑張ります。

 

阿部 源

今回のレースではトラブルが重なりベンジャのステージ優勝を狙うためにチーム全員で動いた。少しずつではあるが周りの状況を見ていま自分が何をしなければいけないのかを理解できるようになってきた。しかし、まだ指示を受けないと動けない場面もあったりしたのでもっと周りを見て状況判断できるようにしていかなければならない。

 

ベンジャミ・プラデス

うまくいかなかったこともあったが、最善の結果だったと思う。
結果的に1分短縮しても、ひとつ順位が上がるだけでポイントは変わらない。
もし1分58秒差のままで最終日を迎えていたら、総合のジャンプアップを狙うため、もっと危険な賭けに出ていたので、優勝できなかった可能性もある。
バイクの調子が良くなかったが、最終日には良い状態にしてくれたメカニックに感謝。

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