レポート

4/7 TOUR OF MERSIN STAGE4 レポート

2024年4月9日

2024年4月7日に行われたTOUR OF MERSIN STAGE4のレポートです。
最終ステージとなったこの日は、大きな幹線道路を周回する120kmの平坦コース。
前日に2名がDNFとなり、3名での出走となった。
ベンジャの総合順位を上げるべく、アシスト陣が最終周回で4番手までリードアウトしたが他チームの動きにより阻まれた。全4ステージを終え、ベンジャは総合4位に。
惜しくも表彰台を逃す結果となったが、厳しいステージで勝利を挙げるなど、VC FUKUOKAにとって大きな経験値を得たトルコ遠征となった。
連日のインスタライブ配信にお越しいただいた皆様、SNSでコメントいただいた皆様、たくさんの応援をいただきありがとうございました。

 

🏁ステージリザルト

順位 選手名 時間 トップとの時間差
43 PRADES REVERTE Benjami 2:29:30 –:–
81 向川 尚樹 2:29:30 –:–
86 阿部  源 2:29:30 –:–

 

🏁総合順位

順位 選手名 時間 トップとの時間差
4 PRADES REVERTE Benjami 11:19:29 +1:03
67 向川 尚樹 11:50:46 +32:20
84 阿部  源 11:57:33 +39:07

 

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ベンジャ

I’m very happy with the result in this Tour of Mersin, of course I would have liked to also get at least the podium in the general classification, but with a victory in the queen stage and 4th place overall, I think we should be satisfied.

Winning a race is always nice, but in the case of this queen stage of the Tour de Mersin it is even more special due to its toughness and its last kilometers with really complicated conditions.

As a team, our work was not rewarded by the traffic inconveniences of stage 2, but we showed an ambitious mentality by taking control of the race in the key moment.

It gives me the feeling that they are always by my side when I need his help.

We have also had bad luck with my teammates crashes, but I’m proud of the dedication of all of them and their hard work to always help me and I wish them speedy recovery and that they can continue fighting in the next races.

Thank you so much.

 

向川

24チーム、約150人出走のビッグプロトンのレースは久しぶり。
初日はチーム数が多いので、なかなか決まらないアタック合戦、いつもの倍近くにまで長く伸びる集団。久々のこの感覚に戸惑いを感じた。

2日目は感覚が戻ってきたのか、思い通りに動けるようになってきた。
ベンジャの総合に左右する逃げが出来て、チームで追走することになったが、結局、数秒の差で総合順位を落とす事に。もう少し頑張れたら、もう少し自分に力があったらと悔いが残る。

3日目は、山岳ステージ。登りに差し掛かり、1列に伸びた集団でベンジャの前で起きたわずかなギャップを埋めるだけで終わった。キナンの日本人選手は1回目のKOM付近までエースの近くで走っている。昨年より今年は走れているが、こんなもんではアシストができない。オッサンだがまだいけるはず。

4日目は、ベンジャを引き上げてボーナスタイムを取りに行く。
上手くラスト500mで4・5番手に放り込んだが、ライバルチームに阻まれて失敗。先頭まで引き上げて風圧に耐えられる脚があればボーナスタイムを取れていたと思うので悔しい。

今回のステージレース、ベンジャひとりでも同じような成績を出せたと思う。ベンジャがチームにいる事によって、貴重な経験をさせて貰っている。それを今後のレースで活かし、チームでエースをサポート出来るようにしていきたい。

 

横塚

ベンジャのクイーンステージでの優勝と総合4位という結果はとても嬉しく思う。
個人的には2日目まで調子の良さを感じられていただけに余計な落車でDNFをしてしまったことにガッカリしている。
すぐに回復して次のレースへの準備を始めたい。

 

今回はこれまでほとんど経験のしたことないステージレースで多くの発見と改善点が見つかった。
全てのステージが自分にとって新しく、新鮮なものだった。
また、レースを重ねる度にチームのために自分が何をすべきなのか少しずつ理解ができてきている。しかし、まだまだ力不足でできる仕事が少ないため、これから練習を積んでいき、もっとチームに貢献していきたい。

 

中島

調子は上がり始めているがどのくらい走れるか未知数な状態での遠征だった。結果的に走れてはいたが、力を発揮すべき場面で力不足でチームの動きにほとんど加われなかった。第3ステージでは安全にゴールして翌日に残るべきだったが落車DNFとなってしまった。
自信を持ってレース挑めるように、すべてを整えたい。

 

監督 佐藤

ツアーオブメルシンの4日間ステージが終了し、ベンジャが総合4位の成績を納めることが出来た。
紛れもなくベンジャをエースとして臨み、スタッフも含め、メンバー全員で総合タイムを追求した4日間だった。
難しかったのは第2ステージの山岳から平坦へ移行する複合コースで、ここでチームは遅れをとり、それをアシスト全員で追わなければならない展開となり苦闘。
タイム差を縮めることはできなかったが、広げないように最大限の努力をした。
第3ステージは無理をする必要がないところで2名を失った。
運が味方をしなかった部分もあれば、味方をした部分もあると思う。
結果的にチーム力がもう少しあればあと3秒の短縮が可能となり、4位を2位まで上げることが出来たかもしれなかった。
選手個々そしてチームの準備も今できることは限定的であるが、一つ一つできることを増やし1秒の短縮に努めていきたい。
チーム全体的に前向きな気持ちであるため、次戦はさらに良いレースをお見せできると信じています。