レポート

3/2 GP SYEDRA ANCIENT CITYでベンジャミ・プラデスが3位に

2024年3月3日

2024年3月2日にトルコ・アンタルヤ県アランヤで開催されたGP SYEDRA ANCIENT CITY(UCI1.2)のレポートです。

先週のレースより厳しいプロフィールの中、エース格のベンジャミをアシスト陣のフォローで温存しつつ、集団がひとつのまま最後ののぼりへ。
「最後のヒルクライムは得意なプロフィールだった」というベンジャがしっかりと期待に応え3位でフィニッシュ。2週続けて表彰台に立った。

 

個人リザルト

BENJAMI PRADES REVERTE 3位
横塚 浩平 19位
渡邊 諒馬 33位
阿部  源 39位
向川 尚樹 62位

個人リザルトPDF

 

チーム総合リザルト

1位 BEYKOZ BELEDIYE SPOR TURKIYE(トルコ)
2位 CHINA GLORY CONTINENTAL(中国)
3位 SAKARYA BB PRO TEAM(トルコ)
 
6位 VC FUKUOKA(日本)

チームリザルトPDF

 

レース後のコメント

ベンジャミ・プラデス

Happy to be on the podium again.  The race went as we had planned and all the team members did their job to make it happen to reach the last climb with a chance to win.  The final of this race suited my characteristics a lot, I attacked hard on the toughest slopes, but finally there were two riders stronger than me.  Today’s race has been harder than the last week and even so the team has been at a very good level and I think we still can improve more. This shows that we are on the right way!
(また表彰台に上がれてうれしい。レースは予想していた通りの展開で、最後ののぼりで勝てるようにチーム全員がそれぞれの役割を果たしてくれた。最後の山頂フィニッシュまでのコースは僕の特性にとても合っていた。タフな斜面でアタックしたが、最終的に僕より強い選手が2人いたということ。 今日のレースは先週よりもハードだったが、チームとしてのレベルは非常に高まっていて、まだまだ改善できると思う。チーム全体が良い方向に向かっている証拠だね。)

 

横塚浩平

ある程度まとまって最後の登りに入るとは思っていたが、予想より集団がフレッシュな状態で突っ込む事になり登坂力が如実に出たレースとなった。
個人としては下の周回で集団が割れる度常に前に乗るようにしたが、結果的に無駄足を多く使った部分はあった。
ペースが上がる局面ではチームメイトが前方に位置取ってくれたのでとても走りやすかった。
この2戦で調子の良さは確認できたので、これからも積極的に結果を狙っていきたい。

 

渡邊諒馬

練習から登りが軽く良いコンディションだったので今日は序盤少し動くだけで後は最後の登りでどれだけ走れるか試したがまだまだ力不足だった。チームの連携はかなり上がってきているのでこれからのレースも頑張る。

 

阿部源

 今日は3人くらいフレッシュな状態で最後の上りに入りたいとの事だったが、あまり良いコンディションではなかったためアシストに徹することにしました。
これまでチームで動く経験がなかったのでアシストが各状況に応じて何をすべきなのかを理解することが非常に難しかったです。レース展開も前回とは全く違いアシストに求められることも変わったため今回も言われて動くことしか出来ませんでした。
しかし、今回の遠征を通して多くのことを学べているので必ず次に活かします。

 

向川尚樹

先週のレースに引き続き、登りゴールのコースレイアウト。
チームからのオーダーは先週と同じで、最後の登りまで、ベンジャと横を温存。
自分の役割は、終盤まで集団をまとめる事。
前半に5名ほどの逃げが決まり、比較的落ちついた状態でレースが進んだ事もあるが、チームメイトとコミュニケーションとりながらレースを進める事ができたのは、大きな収穫だと思う。
バイク審判からの情報が無かったので、チームカーを呼んで、レース状況の確認など行いながら、チームメイトと共有。
少しずつ、組織的に動けるようになってきていると思う。
今日もみんな、ありがとう!!

 

佐藤監督

レースの最後に激坂がくるコースプロフィールから、作戦はほぼ先週と同じ。
ただ、先週に比べ、今週のレースの方が難易度が高かった。
レースに展開が生まれそれによって揺さぶられ思い通りにいかないことがあったが、
向川を中心とした献身的なアシストのおかげで、選手皆、ポジティブな気持ちでレースを終わることができた。
それが一番大きい。

 

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