レポート

8/26 TOUR OF YİĞİDO Stage2 リザルト – 南が山岳賞1位に!

2023年8月27日

Photo: Ali Taşkıran

 

レース概要

2023.8.26
TOUR OF YİĞİDO Stage2
146.2km/1986m up

SIVASの中心地を出発し、北側の山岳部へ向かいぐるっと回って西側40kmの街でゴールする。スタート地点とゴール地点が異なるラインレース。

 

目標と課題

とにかく積極的に仕掛けて存在感を示す。
このコースに適した脚を持つ横塚、南は前半から動き、中島、向川はアシスト。スプリントを狙って渡邊が後半勝負に備える。
チームとしては総合争いに絡んでおらず、マークが薄いはずなので隙をついてステージを獲るつもりで。

 

レース概要

広大な景色が広がる中、序盤から横塚が単独でファーストアタックを決め、集団と最大1分9秒までタイム差が開く。しかし、総合1位がいるSPOR TOTOチームのコントロールで吸収される。
その後は横風とアップダウンに苦しめられるも、横塚が再度単独アタックを成功させ、スプリントポイントを1位通過。ここで3ポイントを獲得。
アップダウンに加え、狭く曲がりくねった道や、50km地点からは約2kmほどのグラベル区間があり、舞い上がる砂煙でレースはさらに混乱を極める。
たった2kmの区間だが、路肩にはパンク修理のために立ち止まる車両が何台も。
グラベル区間で遅れをとる選手が続出したが、南が集団からエスケープ。
そこから約30kmを逃げ続け、山岳ポイントを1位で通過。
横塚と南、この二人の積極的な活躍で、しっかりと存在感を示すことができた。
後半勝負に賭けた渡邊は残念ながらパンクトラブルに見舞われたが、粘り強く第2集団の先頭でゴールした。
レース中の補給は100%チームカーから渡すこととなり、アシストの中島も重要な役割をしっかりと果たしてくれた。

 



選手ステージ順位

✅ 横塚 浩平 9位
✅ 渡邊 諒馬 20位
✅ 南  和人 25位
✅ 中島 雅人 36位
✅ 向川 尚樹 44位

 



総合順位

✅ 横塚 浩平 11位 / +1’19
✅ 渡邊 諒馬 23位 / +7’25
✅ 南  和人 24位 / +7’29
✅ 中島 雅人 36位 / +22’25
✅ 向川 尚樹 40位 / +24’04

 



スプリント賞総合順位

✅ 横塚 浩平 5位 / 3pt

 



山岳賞総合順位

✅ 南  和人 1位 / 3pt

 



スタッフ

Director 佐藤信哉
Assistant director 佐藤美樹

メカニック 田方佐矢子


 

レース後のコメント

横塚浩平

Photo: Ali Taşkıran

山や横風区間でアタックが繰り返され絞られた集団でラストの登りをクリア。
前半動き過ぎた結果、ゴール前のペースアップに耐えられず少し遅れてしまった。
しかし、中間のボーナスタイムも稼げた分、総合順位は上げられたので、明日も積極的に上の順位を目指していく。

 

南和人

Photo: Ali Taşkıran

得意の逃げの展開から山岳賞ジャージを獲得できたことは自信になりました。
明日も厳しいレースが予想されますが全力で頑張ります。

 

渡邊諒馬

Photo: Ali Taşkıran

この遠征の中で1番勝負できそうなコースだったので足をためて最後動く予定だった。
途中まではよかったが、パンクで遅れてしまった。
足もきつかったのでまだ力が足りない。明日は耐えのレースになるので頑張る。

 

中島雅人

Photo: Ali Taşkıran

今日のレースでもスタートから2時間ほどで脚が止まってしまった。
明日もチームに貢献しつつゴールを目指したい。

 

向川尚樹

一発目の登りで遅れてしまい、全くの役立たずでした。
明日はチームに貢献できるように頑張ります。
反省!

 

佐藤信哉

監督

前半、オーバーペースかと思うほど果敢に攻め続けた横塚。そして中盤は南が大逃げと、積極策が功を奏し山岳賞というプレゼントをもたらしました。
アシストやパンクなどのトラブルに対応したメカニックなど、チームのパフォーマンスをフルに発揮した1日でした。

 

フォトギャラリー

Photo: Ali Taşkıran