レポート

佐藤信哉が今季初優勝!

2021年7月7日

7/3~4 JBCF西日本ロードクラシック広島大会 概要

広島県中央森林公園サイクリングコース(1周12.3㎞)にて、
JBCFロードレースシリーズが開催された。

【E1レース】

佐藤、八幡、田中亮祐、中島、秋好、木村、深堀の7名が参戦。
1周12.3㎞の周回コースを10周回の123㎞と長丁場で、
中盤を過ぎる頃には集団は淘汰され7名のサバイバルな展開へ。
そこにVC福岡は、佐藤、中島、木村の3名が残り、圧倒的有利な展開へ。
最終周回の登坂を過ぎ、ゴール争いは佐藤と中島を含む5名に絞られた。
それを抜け出した鎌田選手(松山学院高校)に中島が合わせて抜け出したが、
痛恨のメカニカルトラブル(チェーン落ち)で、
中島は脱落し6位、佐藤が4位となった。
木村も最後まで粘り強く走り切り、7位。
75名出走中、完走18名とサバイバルなレースだった。

【マスターズ】

40歳以上に参戦資格があるマスターズレース。
佐藤と深堀が参戦。
6周の73㎞。
周回が進むにつれて徐々に集団が小さくなり、
15名程度で迎えたラスト2周の登坂で佐藤がアタックし、
中川選手(TTGミトロング-V)と小林選手(ミルキーウェイ和歌山)の3名で最終周回へ。
ゴール争いは中川選手とのスプリントへ。
佐藤が制し、マスターズ初優勝。

リザルト

【E1】

4位 佐藤信哉
6位 中島雅人
7位 木村純気
DNF 八幡光哉
DNF 深堀理
DNF 田中亮祐
DNF 秋好佑太

 

 

【マスターズ】

優勝 佐藤信哉
DNF 深堀理

 

 

 

 

 

【E2】
DNF 中村典
DNF 三橋大治郎

【E3】
31位 秋元涼
DNF 原田翔世

公式リザルト

 

チームランキング

☆Jエリートツアー チームランキング ・・・ 2位
☆Jエリートツアー個人ランキング     ・・・ 3位(佐藤信哉)9位(八幡光哉)

選手コメント

【E1 4位 佐藤信哉】

・作戦について
サバイバルな展開は予想通りで、後半勝負の作戦。
最後に残ったライバル勢もマークしていた顔触れ。
これらのライバルは、個々の戦力は我々よりも上回っているので、
後半の絞られたところでいかに数的有利で臨めるかが課題だった。
結果的に7名の先頭集団に中島、木村、自分の3名を残すことができた。

・圧倒的有利な展開の中での誤算
誤算があったとしたならば自分自身。
中島と木村がローテに入り、自分が集団後方で温存。
ライバル勢よりもフレッシュな状態で最終局面に臨み、
勝ち切ることが自分に課された義務だった。
にもかかわらず、最後の役割を果たすことができず・・・
中島は最後の最後でチェーンを落とすミスが出てしまったが、
鎌田選手に最後まで食らいついていた。
鎌田選手と中島が先行し、自分は追走する小橋選手の背後につき、
必勝の状態だったがツキ切れ、中川選手にも捲られての4位だった。

・遠征の協力体制について(レース外)
今回、福岡からの遠征カーを2チーム出すことができました。
1日目でレースを終える選手が大半であったため、
これまでであれば福岡に帰らなければなりませんでした。
若い選手が遠征面協力してくれ、2日目の参戦を果たすことができました。
大いなる第一歩です。
遠征活動にご支援頂くスポンサー企業様にも感謝致します。

【E1  6位  中島雅人】

レース全体で最も重要視していたのは水分補給。
序盤から中盤は登りでの展開に乗り遅れないように走った。
下り区間は不安定な方も居たので前走者と車間を開けてリラックスして走った。
終盤、7名の先頭集団でも登りで遅れない、その他で温存する。
最終週回の登りもクリア、下りでアタックに反応し抜け出す。
最終コーナー後に変速ミスでチェーン落ち。
このレースを狙っていただけに大きなチャンスを逃してしまい悔しい。
今回はこれまでのレースで最も疲労感が少なく、確実に成長できていることは収穫。
ゴール前は最も落ち着いて冷静に、次こそは!

【E1 7位 木村純気】
 
今回の目標は3月の広島で7位と悔しい結果だったので、最低でも6位以内でした。
レース展開は自分の得意なサバイバルレースで、
いかに脚を使わずに周回を重ねるか考えていました。
しかし、集団後方に下がすぎて仲切れに巻き込まれそうになったり、
コーナー立ち上がりで脚を使ったりして、消耗してしまいました。
結果的に10周中6周で脚が攣り、誤魔化しながら2周耐えて先頭は7人まで絞れましたが、
残り2周で千切れてしまいました。
それからは攣らない程度に踏んで、何とか7位のまま完走しました。
無駄脚を使った回数が多かったので、
それを踏まえて次の九州地域ロードに挑みたいと思います。
応援並びにサポートしてくださった方々、ありがとうございました!

【M 優勝 佐藤信哉】

前日の午後の遅い時間に120㎞のレースを終え、
翌日早朝から連戦ということで、体力的には厳しいレースだった。
マスターズということで、キング三浦氏も参戦されていて、ご挨拶。
序盤はエンジンが全くかからない。
ウォーミングアップもあまりできなかったことから、
最初の1時間はとにかく凌いだ。
徐々に自分の身体は軽くなり、だんだん走れるようになってきて、
4周目の登坂から仕掛けようと思ったが、
前の周に給水を取りそびれてしまい1周我慢し、
5周目の登坂で小林選手と中川選手と集団を抜け出す。
最後は中川選手と2人になり、スプリントで勝たせて頂いたが、
2日間通しての中川選手の走りは自分よりも力強かった。

 

御礼

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