レポート

JBCF富士山ヒルクライム(E2 井上亮) レースレポート

2015年6月23日

栂池HCから2週間。
前回のレースは完全に準備不足感があったので、今回はしっかり減量もして-2,3kg減、バイクの重量自体は減らせませんが、レース用ホイールを履いたりボトルケージを外したりして悪あがきをしてできるだけ軽量化。トレーニングの方も京都の激坂でしっかりトレーニングを積んでおいて準備しておきました。

今回のコースは平均10%程度、最大22%の冨士あざみラインを上るコースです。激坂は以前からかなり苦手意識があったので厳しい戦いになると思われましたが、しっかり準備できたのでそこそこやれるんではないかと、勝つつもりでレースに挑みました。

さて、レースです。
会場に着いたらあいにくの雨。チームの方々が準備してくれていテントにローラーを入れさせてもらい、アップ。
出走サインに向かうと長蛇の列でこのままだと時間に間に合いそうもなかったので長屋さんが機転を利かせてくれて何とかスタートラインへ。ありがとうございました。
スタートへ向かうと、前回栂池で私より速かった人を発見。私の今回の調査ではこの選手が優勝候補と勝手に思っていたのでマークすべく後ろの位置を確保し、スタート。
序盤は自衛隊の演習場の横の(このコースの中では)比較的穏やかな勾配を特に速くもなく淡々と進む。
5分ぐらいして例の選手が先頭に出て少し先行し始めたので、前を空けてもらって後を追い、マーク。そうこうしているうちに集団は10人程度。
そのうちアニメのジャージの選手が前を牽くとペースアップし、いつの間にか5人ほどに。まだ余裕があったのでこの時は今日はいけそうだと思っていた。
10分ぐらい経過しやや勾配がきつくなってくると、アニメの人がさらにペースアップして先頭は私含め3人に。ちょっときつかったのと、チェックしていた何人かの選手ではなかったこともあり、まあそのうち落ちてくるだろうと思ってそのまま前2人を見送ってしまう。

cyclowiredさんのHPより。たぶんちょうど遅れ始めたとこ。

中盤を過ぎていよいよ激坂区間に入ると私もすでに相当きつくてパワーダウン。う〜ん、やっぱり激坂は苦手だ、どうしても出力が著明に落ちてしまう…。
見送った2人はもう見えなくなってしまい、自分のペースでちんたら上る。そのうち先行していたE1の長屋さんや佐藤さんに追い付く。が、佐藤さんがなかなか速くて、というより私がヘタレ過ぎて佐藤さんの方が速い。こりゃやばい、後ろに追い付かれるかも、と思いつつ、最低でも3位は確保したいので何とか踏ん張って激坂区間をクリア。終盤の勾配が緩くなったりするところまでこればもう大丈夫そうだったけど、最後までがんばって何とかゴール。

富士山ヒルクライム E2 3位 49分22秒 リザルト

47分ぐらいでは走れるかなと思っていたけどこのタイムは…。
やはり激坂区間で出力低下してしまい、激坂が苦手であることが判明。減量もできたし、もうちょっといけると思っていたのですが、完全なる力不足でした。

何はともあれ、運よく昇格できたので次回からE1です。
ようやくスタートラインまで来たという感じですが、ここで勝てるようにまたしっかり練習していこうと思います。

今回は家族で来ていて、翌日も休みが取れたので富士山を満喫してきました(笑)