レポート
BRM1005太宰府200km
2014年10月6日
寄稿者 森 幸一
日時 2014年10月5日 8:00スタート
参加者 森 88名
コース 太宰府-三瀬トンネル-七山-唐津-いろは島-鷹島-唐津-前原-今宿-太宰府
もちろんチームからの参加は私だけですが、今回は200kmで開催場所が太宰府
で福岡市内から近いためか練習仲間の吉住氏、原田氏など知り合いも多く
88名もエントリーがありました。
大型で強い台風18号が接近していて、天気予報では強風、波浪注意報が出ていて
午前は晴れのち曇り、午後からは雨。気温は15度から21度でした。
7:00 南区-太宰府 15kmちょっと
食パン2枚と軽く朝食をとってから出発します。
今回は200kmですが、夜装備(前照灯2本+尾灯2本+反射ベスト)
と雨装備(ウィンドブレーカー+雨合羽+シューズカバー)は十分に
用意します。
PC1まで距離があるので、途中コンビニでおにぎりを2つ追加補給しました。
7:45くらいにスタート地点に到着するとスタッフの方から「珍しく時間通りに来た。」
と言われてしまいました。(ブリーフィングは終わってました。)
スタッフの方に写真を撮っていただきました。
スタート(太宰府)-チェックポイント1(三瀬トンネル)
太宰府-春日-那珂川-小笠木峠-三瀬トンネル 35.7km
太宰府から春日、那珂川と信号停車を繰り返しながら、
吉住氏、原田氏と数名で市街地を進んでいきます。
小笠木峠でバラけて、単独行になります。ゆっくりと三瀬の登りをこなします。
三瀬トンネル内では、前後灯火しているおかげか車から追い越される際は、
十分に間隔をあけてもらえました。
9:15 チェックポイント1である三瀬トンネル料金所を通過しました。
チェックポイント1(三瀬トンネル)-PC1(唐津) 36.7km
三瀬-北山ダム-七山-浜玉-唐津
三瀬トンネルから北山ダムまでは緩い下りです。
この区間はいつも追い風のような気がします。
北山ダムは水が干上がっていて、湖底が見えています。
魚はどこに行ったのでしょうか?
コスモスを愛でながら北天グリーンロードを登っていきます。
観音峠まで緩い勾配は追い風に相殺されて、スイスイ進みます。
観音峠から浜玉まで一気に下ります。所により風が強いので
しっかりと下ハンドルを持って気を締めます。
唐津市街地は海の近くで風が強く自転車が流されます。
交通量、信号停車が増えてきて気を遣います。
10:48にPC1に到着しました。
すこし早目の昼食を取っていたら吉住氏を含む
後続の方もやってきました。
PC1(唐津)-チェックポイント2(鷹島)
唐津-竹木場-いろは島-鷹島
ここからは練習仲間の吉住氏と一緒に走ります。
唐津から竹木場まで緩い勾配を登っていきます。
竹木場からは広域農道にはいり、アップダウンが続きます。
なぜか常に登りは追い風、下りは向かい風になります。
いろは島付近は、景色が綺麗でした。
棚田の下には海があり、その上に小さな島が浮かんでいます。
かなりアップダウンがあり遠くに浮かんでいる貨物船が見えたと思うと
すぐに入江に係留してある小型の漁船に変わります。
左手には白と赤の航空障害色に塗装された伊万里造船の
ドックが見え、少し進むと右手に肥前鷹島大橋を望めます。
きつい勾配が続きます。登りの辛さより、下りの突風のほうが
怖かったです。ブレーキをあてながら下って行きました。
肥前鷹島大橋では風速13mの風が吹いています。
往路は追い風です。緩い下りと相まって調子に乗って漕いでいると
速度違反のスピードまで上がってしまい、あわててブレーキを掛けます。
鷹島のチェックポイントは橋を渡ってすぐのとこにありました。
12:11に有人チェックポイントに付きました。
ここでもボランティアスタッフの綾祢さんに写真を撮って頂きました。
通過チェックを済ませてジュースを1本だけ飲みました。
鷹島は長崎県になります。わずか10分程度の滞在になりました。
チェックポイント2(鷹島)-PC2(唐津) 24.9km
鷹島-玄海-鎮西-唐津
つい最近この付近で元寇の沈没船が見つかっています。
いわゆる神風で沈んだ船です。
この先、神風は730余年前のモンゴル軍同様に参加者を苦しめます。
肥前鷹島大橋の復路は17km/hしかでません。
玄海町までずっと向かい風で、吉住氏も辛そうです。
登り坂よりも吹きっさらしの海岸線の方が大変です。
玄海町役場(総タイル貼りの立派な建物でした)から
登りに入り風が弱くなってくるとほっとします。
鎮西から唐津湾を見下ろしながら下ります。
唐津にはいると追い風になり、どんどん進みます。
13:26にPC2に到着。おにぎりなどで軽く補給します。
北九州から参加されているという大橋氏と合流し、
ここからは3名でゴールを目指します。
PC2(唐津)-PC3(今宿) 44.7km
唐津-浜玉-筑前深江-前原-今宿
この区間はほぼ向かい風でした。
唐津から浜玉まで通りなれたR202を北上します。
交通量が多く、強風下ということもあり道幅がいつもより狭く感じました。
浜玉から筑前深江までの海岸線にでるとますます風が強くなります。
総じて向かい風ですが、たまにカーブによって追い風になり40km/hで
進入し曲がったところで、向かい風に戻され17km/hまで落ちた箇所が
ありました。まるでブレーキを掛けたような制動力です。
天候も曇ってきて左手に臨む玄海灘は灰色の中に白いうねった
波がぶつかりあっています。
海風が強いため、自転車は左に傾きながら直進します。
左肩がこわばってきてます。この区間が今回のブルベで一番きつかったです。
巡航速度は26km/h、ギアは53×19、まるで登りのようです。
前原まで来ると内陸のためか少し風は弱まります。
交通量、信号停車が増えます。糸島方面で火事があったようで、
たくさんの消防車が渋滞の中、駆けていきました。
15:35PC3に到着。
バナナとたまごと珈琲で補給します。
PC3(今宿)-ゴール(太宰府) 33.2km
今宿-野芥-屋形原-春日-太宰府
この区間は、ずっと追い風でした。
本当にいつも通っている道です。
曇り空のためか、車のブレーキライトが明るく感じます。
コース上、自宅のすぐそばを通過します。
春日を過ぎたあたりから小雨がパラついてきました。
念のためにライトを灯火します。
17:14に3人そろってゴール。
スタッフの方にねぎらいの言葉をいただきます。
「風強かったでしょ。」
ぜんざいとオレンジジュースを頂き、ゴールの手続きを行います。
いつも長時間丁寧な対応いただきまして、ありがとうございます。
ゴール(太宰府)-自宅(南区) 20kmくらい
あまりゆっくりしていると雨がふるかもしれないので、
早々と帰路につきます。
せっかくなのでコースを逆走して、応援しながら帰ります。
やはり春日付近で小雨にあいますが、大したことはありません。
幸運な事に合羽は使わずにすみました。
18:15家族の待つ自宅に到着します。
総走行距離 235kmくらい
総時間 11時間15分
ペースはゆっくりですが、休憩少なくいい走行が出来たと思います。
正直なところ厳しいブルベとは感じませんでした。
風が強かったブルベとして思い出に残るでしょう。
奥さま
一日中遊びまわらせてくれて、ありがとうございます。
今月はイベントが続きます。何卒、今月だけはご容赦ください。