レポート
8/16 オルドゥ・ブラックシークラシック 遠征最終レースは本多がエスケープで魅せ、ベンジャが猛攻の中で5位フィニッシュを果たす
2026年8月17日

2026年8月16日(日)にトルコ北部・オルドゥで開催されたオルドゥ・ブラックシークラシックのレースレポートです。

119.1kmと距離こそ短いが、中盤から終盤にかけて標高1,300mをアップダウンを繰り返しながら登るタフなコースプロフィール。山岳スポットとして知られるペシュレンベ高原の激坂にゴールが設けられた。オルドゥの街を離れると、山岳地帯の広陵とした景色が続き、時折モスク群の立ち並ぶ集落が点在する、独特の光景が広がるコースだ。



レース前半、チームオーダーを体現した本多晴飛を含む4名の逃げが形成され、一時は1分以上のタイム差を築く。だが、この逃げが決まるまでの道のりは容易ではなかった。
本多が逃げに乗るまでの約1時間、様々なチーム・選手による無数のアタック合戦が繰り広げられ、そのすべてをソリューションテックが潰し続ける展開。激しい主導権争いの末に、ようやく決まった逃げだった。

好調に逃げ続けた本多だが、不運にも前後輪のパンクに見舞われ、メイン集団からも遅れをとってしまう。
勝負が動いたのは、90kmを過ぎたラストの勝負どころ。厳しい登りで有力選手のみに絞られていき、残り15名の中にベンジャ・ジェラール・山本の3名がしっかりと位置をキープ。後方からの追走も合流し、先頭は20名ほどのメイン集団となった。

Photo: Yücel Çakıroğlu

まずソリューションテックのバルマー選手が先陣を切ってアタック。これをベンジャが追うも、ツァレンコら強力なライバルにチェックされ、さらに他選手の波状攻撃が続く。この猛攻にジェラールと山本がドロップ。一人残ったベンジャは激しいマークを受けながらも最後まで粘り、5位でフィニッシュした。

エース3名を最終局面まで残す展開を生み出しながらも、そこから先はチーム力の差が出る結果となった。
それでも、ベンジャの高いパフォーマンス、勝負どころに3エースを送り込んだ組み立て、そして本多の果敢な逃げと、2週間の遠征の要所で確かな存在感を示した一戦。UCIポイントの積み増しも果たし、トルコ遠征を締めくくった。
🏁リザルト(トップとの差)
✅ベンジャミ・プラデス 5位(+00:29)
✅ジェラルド・レデスマ 15位(+01:46)
✅山本 大喜 17位(+02:23)
✅向川 尚樹 OTL
✅木村 純気 OTL
✅本多 晴飛 DNF




























































