レポート

6/28 全日本選手権ロード 男子エリート エース山本大喜が13位、チーム総力戦も一歩およばず

2026年6月29日

2026年6月28日(日)、新潟県南魚沼市で行われた全日本選手権ロードレース、男子エリートのレースレポートです。
南魚沼市東部の三国川ダム周辺を舞台に、1周12kmのコースを15周する180kmでレースが行われた。

Photo: Yusuke SUGA

Photo: Yusuke SUGA

Photo: Kensaku Sakai

スタート直後に大きなのぼりが1箇所、その後も細かなアップダウンはあるが決してクライマー有利とは言えないコースプロフィール。
VC FUKUOKAは山本大喜がエース、サブエースとして本多晴飛、そして向川尚樹、横塚浩平、木村純気、辻野壱哉の6名が出場。

Photo: Kensaku sakai

Photo: Kensaku sakai

序盤から終盤にかけて、少人数の逃げが入れ替わるようにレースは展開。
集団前方で動きがあるたびに向川や木村、横塚が目を光らせてチェックに動く。どのチームも決め手を欠く動きの中、足を削られた選手たちが次々とドロップ。

Photo: Kensaku Sakai

残り6周目に入る頃には1名の先行した逃げがタイム差を開いていく中、集団のスピードが緩む。そこを引き締めるために43歳のベテラン・向川が集団の先頭に立つ場面も見られた。その動きに呼応するかのようにメイン集団からアタックで5名が飛び出すが、本多が逃すまいと抑えに入り、スピードアップしたメイン集団に吸収される。
山本は勝負どころの動きを逃すまいと集団で息を潜め、横塚はその動きをフォローしながら展開。
12周回目を終える頃には逃げが吸収され、山本大喜を含む20名ほどの選手が残った。

最後は愛三工業レーシングの留目選手が抜け出し、そのまま先頭でゴールラインを超えた。
2番手以降はエースの力勝負となり、力を振り絞った山本は13位でフィニッシュ。
幅広い脚質の選手にチャンスがある難コースを走り切った。
総力戦で挑んだ全日本選手権男子エリート。チームワークや戦略にバリエーションが広がった今シーズン前半の成果をぶつけたが一歩およばない結果となった。

Photo: Yusuke SUGA

2日間にわたる全日本選手権ロード、現地やライブ配信、SNSでの応援、ありがとうございました。
皆様の応援やサポートが選手たちの力になっています。
チームは8月に再びトルコ遠征を行い、UCIレースへ挑戦します。引き続きの応援、よろしくお願いします。

 

リザルト

✅山本 大喜 13位
✅横塚 浩平 37位
✅本多 晴飛 40位
✅木村 純気 DNF
✅辻野 壱哉 DNF
✅向川 尚樹 DNF

 

レース後のコメント

山本 大喜


Photo: Yusuke SUGA

チームは自分が勝つことだけを目標に、作戦や準備を進めてくれた。
レース中もチームメイト全員がアシストに徹してくれて、自分が望んでいた、エース同士の力勝負の展開に持ち込めた。
しかし、自分の力不足で13位という結果に終わってしまった。
チーム全員が自分を信じて支えてくれたからこそ、勝って恩返ししたかったし、悔しい気持ちが大きい。
この悔しさをバネに、もっと強くなって必ず来年リベンジする。
今回も応援ありがとうございました。
VC福岡と共に、引き続き全力で挑戦していきます。
これからも応援よろしくお願いします。

 

横塚 浩平


Photo: Yusuke SUGA

チームはプラン通り各々が自分の役割を果たし力を出し切ったと思う。
自身としては準備が足りていないのはよく分かっていたが、勝つために求められる走りができない事が歯痒いし、
チームメイトには申し訳なかった。
チームは着実に強くなっているので、次の勝利に向けて自分もまだまだ強くならねばと思わせてくれるレースだった。
応援ありがとうございました。

 

本多 晴飛

Photo: Kensaku Sakai

序盤はチームメイトにカバーしてもらいながら温存して中盤から後半にかけて危険な動きをチェックしていった、最終周の登りまではアシストの仕事を出来たがもう少し粘れればゴール前に残れ何かしら出来たのではないかと思う。
スポンサーをはじめサポートの皆様、たくさんの応援ありがとうございました、シーズン後半に向けてまた頑張っていきたいです。

木村純気
自分は大人数の逃げに対応する役割でしたが、小規模な逃げしか決まらず、集団内で状況を見ながら走りました。集団が活性化する場面では前方で位置を確保し、アタックにも反応できたこと、チームメイトの近くで走りコミュニケーションを取りながらレースを進められた点は良かったと思います。一方で、ラスト5周目の登りで脚をつって遅れ、自分の想定より早くレースを終えることとなり、スタミナ面に課題を感じました。コンディション自体は良かったので、この課題を改善し、次戦に繋げていきます。
沢山のご声援ありがとうございました。

 

木村 純気

今年はアシストに徹する全日本ロードでした。
チームは終盤までエースを温存し、最低3名を残して勝負することを目標にレースへ臨みました。
自分は大人数の逃げに対応する役割でしたが、小規模な逃げしか決まらず、集団内で状況を見ながら走りました。
集団が活性化する場面では前方で位置を確保し、アタックにも反応できたこと、チームメイトの近くで走りコミュニケーションを取りながらレースを進められた点は良かったと思います。
一方で、ラスト5周目の登りで脚をつって遅れ、自分の想定より早くレースを終えることとなり、スタミナ面に課題を感じました。
コンディション自体は良かったので、この課題を改善し、次戦に繋げていきます。

 

辻野 壱哉

Photo: Kensaku Sakai

チームからのオーダーを全うする事を主に、大喜さんや横塚さんからの指示を受けながら状況に応じて動きました。
全体としてはオーダーを意識して行動できたものの、勝負どころとなる重要な局面でチームメイトから離れてしまう場面があったりと改善すべき課題が見つかったレースとなりました。
一方で、先輩方の動きや判断から多くのことを学ぶことができ、自身にとって非常に実りある経験となりました。
今回の反省点と学びを次のレースにしっかり活かし、よりチームに貢献できる走りができるよう努めていきたいと思います。
沢山のご声援ありがとうございました。

 

向川 尚樹

Photo: Yusuke SUGA

ミーティングの指示通り動く事に集中してレースをスタート。
登りでは力量的に前で動くのは厳しいので、オールアウトしないよう丁寧に走り、
平坦区間は前で位置取りして、チームメイトが前で下れるように走った。
あまり、役に立てなかったが、全力を出し切ってレースを終了しました。
応援ありがとうございました。

 

佐藤 信哉 監督

今回はチームとしては表彰台に立つことができませんでした。
ただし激しいペースアップの末、山本大喜が終盤に絞られた精鋭同士の戦いに挑むことができたのは、

紛れもなく、アシストの献身があってのもの。
チームとしては大きな成果が得られたものと思います。

ここに至るまで戦える環境を与えてくださった支援者の皆様、
会場や配信で声援を送ってくださった皆様、ありがとうございました。

 

フォトギャラリー

Photo: Yusuke SUGA

 

Photo: Kensaku Sakai

 

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