レポート

5/8 ツール・ド・熊野 STAGE2 阿部が逃げで存在感、ベンジャらはトップと28秒差で折り返す

2026年5月9日

2026年5月8日(金)に和歌山県東牟婁郡古座川町で行われたツール・ド・熊野 Stage2のレースレポートです。

舞台は古座川町を南北に縦断する1周40km超の周回コース。3周して総距離126.7km、獲得標高2,000m超のハードなステージ。小刻みなアップダウンが延々と続くコースは、足を緩める間を与えてくれない。
そしてこのステージには国指定天然記念物「古座川の一枚岩」が組み込まれており、高さ約150m・幅約800mにわたって屹立するその巨大な岩壁が、レースに圧倒的な存在感を添えた。

レース前に降った雨が路面をところどころ濡らし、ダウンヒルは一歩間違えば落車につながるナーバスな状況。しかしそんな条件をものともしなかったのがベンジャだった。下りを得意とするベンジャは、ウェットな路面でも臆することなく前方で展開。
ベンジャは1回目のKOMを先頭で通過。この結果、山岳リーダーの選手に1ポイント差に迫った。

阿部はレース後半に生まれた3名の逃げに加わり、有力選手へのタイムボーナスを阻む動きで存在感を発揮。チームのために脚を使い切った、まさに献身の走りを見せた。

ベンジャ、ジェラルド、山本大喜の3名はメイン集団内で無事にゴールへと辿り着いた。
ハードなコースプロフィールなだけに、大きくパフォーマンスを落とす選手が続出。結果としてこの日だけで3分の1の選手がリタイアとなった。
チームとしてはステージ3位以内への入賞、あるいはボーナスタイムの獲得によって総合成績での優位を狙っていただけに、結果としては理想には届かなかった。

この日は無念なニュースが相次いだ。木村が落車によりリタイア、本多もパンクのアクシデントに見舞われ、そのままレースを降りることになった。サポートを受けられない状況でのトラブルだっただけに、どうにもならない不運としか言いようがない。
ふたりの離脱はチームにとって大きな痛手だが、明日はツール・ド・熊野の山場。
ベンジャ、ジェラール、山本の3名にとって、総合トップとのタイム差はわずか28秒。逆転の可能性はまだ十分に残されている。
勝負所を前に状況は決して楽ではないが、今いるメンバー全員が力を出し切り、最終日に向けてベストを尽くす。

 

🏁ステージリザルト

✅ジェラルド・レデスマ 7位
✅ベンジャミ・プラデス 17位
✅山本 大喜 29位
✅阿部  源 56位
✅本多 晴飛 DNF
✅木村 純気 DNF

🏁総合順位(トップとのタイム差)

✅ジェラルド・レデスマ 12位(+00:28)
✅ベンジャミ・プラデス 18位(+00:28)
✅山本 大喜 21位(+00:28)
✅阿部  源 57位(+11:09)

🏁山岳賞総合成績

✅ベンジャミ・プラデス 2位(5ポイント)

 

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