レポート

4/18-4/19 JBCF西日本ロードクラシック 播磨中央公園ロードレース 例年通りのサバイバルレースで木村が21位フィニッシュ

2026年4月21日

2026年4月18日(土)〜4月19日(日)に兵庫県加東市・播磨中央公園で開催されたJBCF日本ロードクラシック 播磨中央公園ロードレースのレースレポートです。

JPTカテゴリーは最終日の19日(日)に実施。同公園のサイクリングコースを19周する、距離141kmの戦いだ。メリハリのあるアップダウンと随所に潜むブラインドコーナーが選手を苦しめるこのコースは、例年ハードな展開を生み出すことで知られる。
昨年、VC FUKUOKAはE1カテゴリーで出場し、当時在籍していた奥田和人がチームワークを武器に勝利を飾った。

JPTへの復帰を果たした今シーズン、このレースには先週までトルコ遠征を戦い抜いた向川尚樹・本多晴飛、そして木村純気・辻野壱哉の4名がエントリー。
チームの戦略としては、レース序盤から生まれる逃げ集団に選手を送り込んでメイン集団での消耗を抑えつつ、終盤の勝負に照準を合わせる形を想定。タフなコースへの適性が高い木村をエースに据え、レースに臨んだ。

103名がスタートを切ると、すぐさまレースは活性化した。
辻野と本多が散発的なアタックに乗じてエスケープを狙ったが、タイミングが合わず、最終的にキナンレーシングを含む6名の逃げ集団が形成される。タイム差は最大約2分まで拡大し、メイン集団では向川が他チームと協調しながら集団牽引に加わった。
しかし逃げ集団のペースは一向に落ちず、集団もキャッチを目指してハードに牽き続ける消耗戦に。周回が進むにつれ脱落者が続出し、向川・本多・辻野の3名も集団から遅れを喫することとなった。

唯一集団に踏みとどまったエースの木村は粘り強い走りを見せた。しかしレース後に「調子は悪くなかったが、テクニカルなコースにリズムをつかめなかった」と振り返ったように、複数選手を温存していた他チームの強力なペースアップに対応しきれず、勝負の局面に絡むことができなかった。
レースはゴールスプリントで決着し、木村は21位でフィニッシュ。完走者48名という数字が、この日のレースがいかに過酷なものであったかを物語っている。

現地でのご声援、そしてライブ配信でのご観戦、誠にありがとうございました。
引き続きVC FUKUOKAへの応援をよろしくお願いいたします!

 

リザルト

JPT

✅木村 純気 21位
✅向川 尚樹 DNF
✅本多 晴飛 DNF
✅辻野 壱哉 DNF

E1

✅山本 晴斗 DNF

E2

✅石田 龍臣 DNF

F

✅樫部 結香 10位

 

 

レース後のコメント

木村 純気(JPT)

前半に逃げが形成されましたがチームからは乗れず、向川さんがローテーションに加わりタイム差をコントロール。
自分は集団内で後半に向けて脚を温存しながら周回を消化しました。テクニカルなコースの影響もあり思うようにリズムを作れず、徐々に消耗。
ラスト1周も先導集団で通過しましたが、最後の登りで踏み切れず後方でフィニッシュとなりました。キツい状態で粘れたのでコンディション自体は悪くないと感じています。
課題を整理し、引き続き積み上げていきます。

 

向川 尚樹(JPT)

2周目に逃げが決まり、タイム差が2分以上まで広がったので先頭交代に加わる事に。 行き遅れたチームと行ったチーム半々くらいか。4チームほどで協調し先頭を追うことに。 少しずつ差が詰まるが、40秒ほど詰めたところで、ドロップしてしまった。
次のレースまで少し期間が開くので身体を作り直していきたい。

 

本多 晴飛(JPT)

序盤から逃げに乗るつもりで前で動けたが下り区間で遅れてしてしまいそのまま集団待機となった。落車回避しコースアウトしてからはそのまま集団から遅れてしまった。苦手なコースではあったがもう少し粘りたかった

 

辻野 壱哉(JPT)

スタート直後から有力チームの逃げを許してしまい、自分もジャンプを試みましたが、タイミングが合わずそのまま逃してしまいました。
その後はチームメイトと話し合い、自分は集団が活性化するまで集団内で位置をキープしつつ温存していたつもりでしたが、徐々に削られていた脚はペースアップに対応することが出来ずそのままレースを降りてしまいました。
逃げにも乗れずただ耐えるのみで、何も出来なかったのがとても悔しい。 もっと前線で戦える力をつけます。

 

山本 晴斗(E1)

このコースは相性がいいと思っていたのでリザルトをかなり意識して走った。
中盤を超えたあたりからハンガーノック状態になってしまい、90キロを超えたあたりからは全く力が入らなくなってしまい集団から遅れた。
今思うと序盤の集団内での位置どり、補給の取り方が悪く、そのつけがまわってきたのだろうと反省している。
次戦では補給の取り方を改善してレースに挑む。

 

石田 龍臣(E2)

今回はE1に上がるためにできるだけ足を溜めながら走り、スプリントで優勝することを目標に走った。
このコースは逃げが決まりにくいと予想していたため、アタックなどがあっても過度に反応せず、状況に応じて対応することができた。
調子も良く、位置取りもかなり良かったためラスト2周になるまで余裕があった。 ラスト2周を切り、奥のくねくねした道でペダルヒットでバランスを崩し落車してしまった。

良かった点
・今回のレースまで調子を保つことができたこと。
・位置取りと足をためることができたこと。
・アタックに乗るか冷静に判断することができたこと。

悪かった点
・ラストで落車してしまったこと。

 

樫部 結香(F)

今回のレースの目標は3位入賞だったのですが、そんな目標を立てていた自分を恥ずかしく感じるほどハイレベルなレースでした。
一周回目の登りはなんとかついていけましたが、「こんなのが毎周回続いたら最後まで持たない」と弱気になってしまいました。 また、ローテ後に集団後方に位置してしまったせいで、2周回目の登りでペースが上がった際、気付いたら先頭から離れてしまってました。ですが、2周目ですでにかなりキツかったので、千切れるのは時間の問題だったと思います。2時間程度のレースになる想定でしたが1時間経過時点でほぼ限界に達しており、持久力、登りのパンチ力共に課題が残るレースでした。
ラスト4周くらいから視野狭窄が始まり、いつコースアウトしてもおかしくないと感じて緊張感のあるレースでした。また、ラスト2周でエネルギーがスカスカになり、全く漕げなくなりました。そのため、ゴール手前の最後の登りは3倍すら出ないという不甲斐ない走りをしてしまい、もがけないままゴール。
いろいろ考えさせられるレースでした。リーダージャージを手にして強くなった気になっていた自分に喝を入れることができたので、今日のような結果になって良かったかもしれないと感じました。
ちゃんと強くなってから、またリーダージャージを手にできると嬉しいです。

悪かったこと
・2周回目で早々に千切れた
・登りで思ったよりパワーが出なかった(5.2倍程度では走れると踏んでいたが、実際は4.4倍がいっぱいいっぱいだった)
・5位集団で積極的に引ける選手、下りを軽快に走れる選手がいなかったのでひとりで飛び出せたらよかったが、その力はなかった
・ブリヂストンの岡本選手が途中5位集団から抜け出した後、先頭集団から落ちてきた弱ペダの山下選手をパスして4位でフィニッシュしていた。せめて岡本選手についていけたらよかったが、それができなかった。岡本選手は5位集団の中で唯一コーナリングと下りの技術が安定していた選手だったので、一緒に走りたかった。
・ゴール前にもがける力が一切残っていなかった

良かった点
・前半部分のテクニカルなカーブと下りは安全に速く下ることができた。自分の技術を過小評価していたようだが、思ったより上手く走れた。下りは2位の金子選手より速く走れていたので、登りで多少離れてしまったとしても下りでつき直す走り方ができるかもしれない。
・5位集団は他の選手が先頭だとペースが緩みすぎていたので、連続カーブに入る前に先頭に立ち、好きなペースで下り、後ろの選手に踏ませて追いつかせる走りができたのはよかった
・残り2周で集団から離れようかと考えてしまうくらいキツかったが、なんとか耐えた(それでも体力不足は否めない)

Fのレースについて
レース前に選手ひとりひとりの戦績を調べて分析していました。
私が驚いたのは、去年のリザルト的にはマークする必要がなさそうだと考えていた選手たちが自分と同じ集団で、私より余裕を持って走っていたことです。(昨年はりちゅうでDNFになっている選手等) 皆さん練習に打ち込んで、昨年より確実に速くなっていらっしゃるようです。
優勝した田中選手も、昨年はクリテでは成績を残していたものの、ロードレースは軒並みDNFの連続でした。それが今ははりちゅうで優勝するまでに成長しています。
こうして周りの選手たちが成長している様子を目の当たりにすると、自分ももっと頑張って強くなりたい!と思えました。今日はレベルの高いメンバーでレベルの高いレースを経験できて良かったです。
最後になりますが、141kmというハードなレースの後、残ってFのレースを最後まで応援してくださったトップチームの皆さん、ありがとうございました。ひとりで頑張るつもりでいたのでとても心強かったです!

 

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