レポート
6/21 全日本自転車競技選手権大会U23男子ロードレース 阿部源・奥田和人が上位入賞!
2025年6月22日
2025年6月21日(土)に、静岡県・日本サイクルスポーツセンターで開催された全日本自転車競技選手権大会U23男子ロードレースのレースレポートです。
日本サイクルスポーツセンターの8kmの周回コースを14周回する112kmで争われ、総勢で119名が出走した。
VC FUKUOKAから奥田和人と阿部源、辻野壱哉、山本晴斗の4名が出場。
コースの険しさと暑さの影響で完走22名という厳しいレースとなり、阿部が4位、奥田が6位で上位入賞を果たした。
今回のコースは、厳しいアップダウンが連続する非常にタフなプロフィール。
9周目のKOMへの登坂区間でのペースアップからサバイバル合戦が本格的にスタート。
ここで辻野と山本は脱落したものの、奥田と阿部は冷静に対応し、確実にポジションをキープ。
12周回に入り、森田選手(京都産業大学)、橋川選手(愛三工業レーシングチーム)の逃げが生まれ、それを阿部源と松井選手(愛三工業レーシングチーム)とが追う展開に。
その後、阿部はドロップしてしまい、先頭から4番手の位置へ。
後方では奥田が8名の追走集団に位置し、機会を伺った。
先頭2名は熾烈を極めるアタック合戦の末、ゴールはスプリント勝負にまでもつれ、優勝は森田選手。
阿部は3番手の松井選手に6秒差まで迫るも惜しくも届かず4位。
奥田も集団から抜け出しを図ったが、ラストで後方から永井選手(ヴィクトワール広島)にかわされ6位でのフィニッシュとなった。
今シーズン、奥田はJBCFエリートツアーでも安定した走りを続けており、現在上位にランキング。今後はリーダージャージの奪還に向けて再始動!
また、阿部は2025年7月13日に東京都で開催されるUCIレース「The Road Race Tokyo」に出場予定。
VC FUKUOKAにとって、今回のレースは選手たちの成長を実感する貴重な一戦となった。レース中の選手たちへの熱いご声援、ありがとうございました!
🏁リザルト
✅阿部 源 4位
✅奥田 和人 6位
✅辻野 壱哉 DNF
✅山本 晴斗 DNF
選手コメント
阿部 源
コンディションは良く、優勝を狙える状態でレースに臨みました。序盤にできた逃げにはマークしていた選手が含まれていなかったため、集団先頭付近で冷静に周回を重ねました。
コミュニケーションは少なかったものの、愛三の積極的な動きに対して、VCメンバーが連携し、全ての動きをしっかりチェックできていました。
しかし、残り6周から足が攣り始め、誤魔化しながら走る展開に。その後も回復することなく終盤を迎えてしまい、2人の抜け出しに瞬時に反応できず、攣らないギリギリのペースで追うも差を詰められないままゴールとなりました。応援・サポートいただいた皆さんに結果で応えられず悔しいです。
来年必ずリベンジします。
ありがとうございました。
奥田 和人
序盤は自分の調子を確認しながら走り後半の動きに備えていたが、1番重要な局面で動けなかった。
でも自分のできることは最大限出来たと思います。
チームのサポートのおかげで暑さでバテること無くレースを無事終えることができました。
U23はあと一年あるので挑戦する機会があれば日の丸目指して頑張りたいと思います。
ありがとうございました。
辻野 壱哉
大きな目標にしていたレースでした。
前半は前々でポジションをとり、途中に追走を仕掛け逃げへのジョインを試みましたが上手くいかず、その後すぐのペースアップに耐えられず集団からドロップしてしまいました。
その後も粘り完走を目指しましたが、結果は-2ラップでレースを終えました。
悔しい気持ちでいっぱいですが、チームメイトの阿部と奥田が上位に入りとても嬉しく思うのと同時に敬意の念を抱きます。
また、コースでの応援がとても力になりました。
沢山の方々に名前を呼んで頂けたり、応援してくださったり感謝の気持ちでいっぱいです。
声援に応える強い走りをできるようにこれからも練習を頑張ります。
ありがとうございました。
山本 晴斗
このレースでは完走することは最低限の課題にしていた。
序盤からずっと足をためる動きだけをしていたが、大事な場面でのミスが重なり最低限の課題すら達成することができない結果となってしまった。
かなり悔しかったが、すぐに次のレースが来るので次に向けて頑張る。完璧なサポートありがとうございました。
フォトギャラリー
Photo: Kensaku Sakai