レポート
5/25 ツアー・オブ・ジャパン2025 Stage8 SPEEDチャンネル 東京 ベンジャ総合16位もチームとして存在感を示す
2025年5月26日
2025年5月25日に開催された「ツアー・オブ・ジャパン2025」Stage8 SPEEDチャンネル 東京ステージのレースレポートです。
8日間にわたって続いたチームとしても最長のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン2025」もいよいよ最終日。
舞台となるのは、おなじみの東京・大井埠頭。東京港最大のコンテナ港で、フラットな直線とコーナーで構成された1周6.5kmのコースを16周、合計104.0kmで争われた。
ベンジャは前日に獲得したブルーのTOJポイント賞ジャージを着用してスタートラインに登場。
沿道には多くの観客が詰めかけ、大きな歓声が沸く中でレースの号砲が鳴った。
この日のチームのミッションは、ポイント賞順位のわずかなリードを守りつつ、ゴールスプリントでベンジャの順位を少しでも上げてジャージをキープすること。
最初の中間スプリント周回で、早速動いたのは本多。スプリントポイントを2位で通過し、ポイント賞ライバル選手の得点をブロック。
しかし、そのスプリントを制したのは岡篤志選手(宇都宮ブリッツェン)。
この時点で岡選手がバーチャルリーダーに浮上し、以降の中間スプリントでも着実にポイントを加算していく。
一方で、本多は日に日に調子を上げており、集団の緩みに乗じて何度も果敢なアタックを仕掛け、集団から抜け出すシーンを幾度となく演出。攻撃的な姿勢を最後まで貫く。
奥田もまた、集団内での中切れに対応し、他チームと連携してリカバリーに奔走。チームとしての機能が随所に光った。
レース後半にかけて、逃げを試みる選手が出るも、メイン集団はそれをしっかりと抑え込み、勝負は集団スプリントへ。
白熱の位置取り合戦の中、ベンジャは集団前方にポジションを確保。並みいるスプリンターたちの中で、鋭い加速を見せ6位でフィニッシュ。
本多、奥田ともに集団内で無事に完走を果たし、総合順位はベンジャが15位、本多が42位、奥田が73位でレースを終えた。
最終的に、ベンジャはポイント賞ジャージの防衛には3ポイント及ばず。栄冠は岡篤志選手の手に渡った。
それでも、VC FUKUOKAにとって今回がツアー・オブ・ジャパン初出場。8日間の過酷なステージを通じて、選手とスタッフの結束は日増しに強まり、ベンジャのステージ優勝とポイント賞ジャージ着用という大きな成果を残した。
今回の「ツアー・オブ・ジャパン2025」への挑戦にあたり、ご支援をいただいたスポットスポンサーの皆さまのお力添えにより、チームは万全の体制で臨むことができました。この場を借りて、心より御礼申し上げます。
✅TOJ2025初出場協力スポンサー
・福岡トランス株式会社
・株式会社IOMIC
・まつい整形外科 桜坂スポーツ関節クリニック
・グリーンクロスホールディングス
・株式会社イシバシ
・ホテル四季 靱公園
・FES
・自転車のいいとも
また、8日間を通して現地応援やライブ配信での温かいコメントも、選手・スタッフ一同にとって大きな励みとなりました。
ツアー・オブ・ジャパン2025で、VC FUKUOKAは確かな爪痕を残しました。
引き続き、皆さまのご声援をよろしくお願いいたします!
🏁ステージリザルト(トップとのタイム差)
✅ベンジャミ・プラデス 6位(+0:00)
✅奥田 和人 68位(+0:24)
✅本多 晴飛 71位(+0:35)
🏁総合リザルト(トップとのタイム差)
✅ベンジャミ・プラデス 15位(+5:30)
✅本多 晴飛 42位(+34:20)
✅奥田 和人 73位(+57:14)
それぞれの選手コメントは別投稿でご紹介しています。
フォトギャラリー
Photo: Kensaku Sakai