レポート
5/22 ツアー・オブ・ジャパン2025 Stage5 綿半 信州飯田 レポート
2025年5月23日
2025年5月22日に行われた「ツアー・オブ・ジャパン2025」Stage5 綿半 信州飯田ステージのレースレポートです。
舞台は長野県最南端の飯田市。市街地から山間部にかけて設定された12.2kmの周回コースを9周する、総距離120.9kmの山岳ステージ。
大会も折り返し地点を迎え、ここからは総合優勝を視野に入れた本格的な争いが始まる。
コース序盤から中盤にかけて勾配10%を超える本格的な登りが待ち受け、アップダウン区間と高速ダウンヒル、さらに名物の「TOJコーナー」を経て市街地へ戻るレイアウト。
この日の総獲得標高は3,000m超と、今大会屈指の難関ステージとなった。
レースは1周目から3名の逃げが生まれ、メイン集団はこれを容認。タイム差は一時3分程度まで広がりつつ、VC FUKUOKAはメイン集団内でしっかりと対応し、ペースを保ちながら周回を重ねていく。
5周目、総合上位の選手を含む追走グループがアタックを仕掛け、その勢いのまま先頭に合流して逃げは7名に。
この動きにメイン集団も反応しペースアップ。メイン集団は2つに割れ、人数をが一気に減る。
ここで後方を走っていたクライマーの木村が落車。明日の富士山ステージを前に無念のリタイアとなる。
その後、逃げから2名が抜け出し、最後はJCL TEAM UKYOのシモーネ・ラッカーニ選手が上りスプリントを制してステージ優勝。タイム差を稼いだ走りでリーダージャージも獲得。
ベンジャは20名ほどに絞られたメイン集団内で粘りの走りを見せ、ステージ9位でフィニッシュ。
本多は後続グループで47位、ここまで堅調だったジェラールはこの日は苦しみ68位、奥田は72位でゴール。
総合順位では、ベンジャが8位をキープ。
例年、大きなタイム差が生まれる富士山ステージで巻き返しを図る。
🏁ステージリザルト(トップとのタイム差)
✅ベンジャミ・プラデス 9位(+0:47)
✅本多 晴飛 47位(+6:32)
✅ジェラルド・レデスマ 68位(+8:30)
✅奥田 和人 72位(+9:58)
✅木村 純気 DNF
🏁個人総合順位(トップとのタイム差)
✅ベンジャミ・プラデス 8位(+0:55)
✅ジェラルド・レデスマ 30位(+8:41)
✅本多 晴飛 50位(+21:11)
✅奥田 和人 77位(+32:06)
フォトギャラリー
Photo: Syunsuke FUKUMITSU