レポート
4/26 JBCF東日本ロードクラシック 横塚の奮闘、奥田の攻めの姿勢でジャージを守る
2025年4月28日
2025年4月26日(土)に群馬県利根郡の群馬サイクルスポーツセンターで開催された、JBCF東日本ロードクラシックのレポートです。
E1カテゴリーは、群馬サイクルスポーツセンターの6kmコースを21周する合計126kmで行われた。
当日は冬のような寒さに加え、テントが激しく揺れるほどの暴風が吹き荒れる過酷なコンディション。
レース中盤までは、各チームの若手選手を中心に逃げグループが形成され、活発な動きでレーススピードが上がっていった。
VC FUKUOKAは横塚と奥田の2名がメイン集団に残り、前方で展開。有力選手の動きを警戒しながらチャンスを伺う。
横塚はメイン集団の先頭を猛烈に牽引し、ふるい落としを図って奥田の負担を軽減。しかし体力を大きく消耗し、役目を果たして後方へ下がった。
その直後、Roppongi Expressの大前翔選手が勢いあるアタックを決め、単独逃げ切りで勝利。
集団内で単騎となった奥田も、横塚の働きに応えるかのように積極的な走りを見せ、2位と同タイムの13位でフィニッシュ。苦しい展開ながら、リーダージャージを守り抜いた。また、レース中盤に落車リタイアした阿部については、大きな怪我には至らず無事が確認された。
ご心配いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
リザルト
E1(出走120名)
✅奥田 和人 13位
✅横塚 浩平 42位
✅山本 晴斗 DNF
✅中島 雅人 DNF
✅阿部 源 DNF
レース後のコメント
奥田 和人
リーダージャージとして何としてでも勝ちたかったレース。
想定通りマークは厳しく、人数も減らすことが出来ず自分の得意な展開に持ち込めなかった。乗らなければいけない逃げに迷い乗り損ねた所など個人としては課題が多く残るレースでした。
横塚 浩平
予想通りかなり厳しくマークを受け終始消耗するレースだった。そのような中エースの1人である源を落車で欠いても大崩れする事無くまとめる事ができた点は自身を評価したい。レース中に奥田とコミュニケーションを取る機会がほとんど取れなかった為に明確な意識の共有ができず、最終局面で奥田を乗せ損ねた事が1番の失敗。学ぶ事の多いレースだった。
山本 晴斗
レース前半の逃げを潰して集団をまとめておく仕事を任せられが、全くその仕事をすることはできず3周目ごろから集団の後方にただついていくだけのレースにしてしまった。レースを走らせてもらっている意味をもう一度考え直して次のレースに挑む。
中島雅人
1周目に段差でハンドルがずれるアクシデントがあったが、そのままアタックに対応して限界となり遅れてしまった。
次はもう少しチームを助けられるように、コンディションを上げていきたい。
阿部 源
今回は自分と奥田の2人で優勝を狙えるよう終盤まで体力を温存する予定。中盤からの動きに備えて前に上がろうと集団前方を確認していたところ前の選手の動きを見ておらずハンドルを取られ落車してしまった。
サポートしていただいた加納さん、秋吉さん、そしてチームメイトには本当に申し訳ない気持ちです。
怪我は大したことなかったので、早く治して次の試合に向けて準備していきます。
佐藤 信哉 監督
今回は現地に帯同できなかったが、映像で選手たちのチャレンジする動きは伝わってきた。阿部の落車トラブルもあって難しいレースだったが、阿部の怪我も幸い大事には至らず、次のレーススケジュールに支障をきたすことはなさそうです。
ご声援や阿部の怪我を心配いただき、メッセージをいただいた皆様、ありがとうございました。
今回は、地元でのイベント開催と重なりましたが、マッサーの加納をはじめ、VC FUKUOKAのマスターズクラブ員の秋吉さんにもアテンダントスタッフとしてご協力いただき、無事に参戦を果たすことができました。御礼申し上げます。
次戦はJBCFきらら浜、そしてUCIツールド熊野へと続きます。
ご声援よろしくお願いします。
フォトギャラリー
Photos: Kensaku SAKAI