レポート

4/19-4/20 JBCF西日本ロードクラシック E1で奥田・木村がワンツーフィニッシュ!

2025年4月21日

2025年4月19日(土)〜20日(日)に兵庫県加東市で開催された、JBCF西日本ロードクラシック-播磨中央公園ロードレースのレポートです。

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E1は兵庫県立播磨中央公園内の周回コース(1周7.2km)を17周するレース。
序盤から横塚を含む逃げ集団が形成され、レースの主導権を握る。逃げは中盤まで入れ替わりつつも、7名ほどで先頭をキープ。メイン集団との差は最大で2分30秒まで広がった。
メイン集団では辻野、石原、山本らが積極的に先頭を牽引。VC FUKUOKAによるコントロールの場面も見られた。

8周目、メイン集団から奥田、木村を含む3名がアタックし、13周目に逃げ集団に合流。その後、VC VELOCEの石井選手が抜け出し、一時は30秒のリードを奪うが、横塚が先頭で牽きながらこれを吸収した。
最終周回、役割を果たした横塚が先頭から離脱。奥田と木村がフルガスでアタックし、ローテーションを回しながらゴールへ向かう。

最後は木村が後方を警戒する中、奥田が先頭でスプリントし、両手を広げてフィニッシュラインを通過。見事ワンツーフィニッシュを決めた。
横塚は序盤から終盤まで“仕事人”として活躍し、6位でフィニッシュ。
また、奥田は優勝により大きくポイントを加算し、JBCFエリートリーダージャージを獲得。チームもJBCFエリートチームランキングで1位となり、個人・チームともに成果を挙げたレースとなった。

E2では深堀が展開に苦しむ中、あと一歩の7位でフィニッシュ。コンディションを上げていた吉田は残念ながら落車でDNFとなった。
Y2に出場した石田はスプリント勝負で3位に入った。

レース会場、そしてSNSやライブ配信のチャットなどで、たくさんの応援ありがとうございました!

 

リザルト

E1(出走84名)

✅奥田 和人 1位
✅木村 純気 2位
✅横塚 浩平 6位
✅向川 尚樹 10位
✅石原 悠太 23位
✅辻野 壱哉 21位
✅山本 晴斗 24位

 

E2(出走48名)

✅深堀  理 7位
✅吉田  純 DNF

 

Y2(出走7名)

✅石田 龍臣 3位

 

レース後のコメント

奥田 和人(E1)

2週間前に落車をして思うようなコンディションだと思っていませんでしたが個人としてチームとして望み通りの結果で終えることが出来て良かったです。
誰かに任せっきりにならないよう頑張ります。
サポート等ありがとうございました。
イエロージャージキープします。

 

木村 純気(E1)

まずはエースであった奥田を勝たせることが出来て良かったです。遠征が続く中、決して万全な状態ではありませんでしたが、チームメイトの献身的な動きにより自分も後半にかけてしっかりアシストする事が出来ました。
5月、6月も重要なレースが続くのでしっかりコンディションを整えて次戦に挑みたいと思います。

 

横塚 浩平(E1)

今回は1・2を決めた2人が良い走りをしてくれた。
表彰台独占も視野に入れていたが、今回は奥田選手を確実に優勝させる為にベストを尽くした。
結果的に残った選手達も強かったので正しい判断だったと思う。
JBCFのここ2戦は結果程余裕のあるレースはできていないので、気を緩めず今後も臨みたい。

 

向川 尚樹(E1)

ワン・ツー・フィニッシュという最高の形でレースを終えられて良かった。
ただ課題はあるので、しっかり修正して次戦に臨みたい。
少しずつ形にはなってきていると思うので次はもう少し良いレースが出来ると思う。
個人的には後方集団で頭を取らなくてはいけなかったが力及ばずでした。

 

辻野 壱哉(E1)

アシストとして前半・中盤にかけてエースの奥田と木村君を温存させる為に積極的に前を張り、位置取っていましたが、途中にチームにとって逃がしてはいけない逃げを出させてしまった。最悪の状況になりうる動きだったのでこれからは完璧に対応します。
コンディションも上がってきているので、しっかりコンスタントに走れる脚を固めていきます。

 

石原 悠太(E1)

チームとしては、1.2フィニッシュを決めることができ、結果的には良い結果を収めることができた。
個人としては、まだまだ課題が山積みで、チームの中での立ち回りも上手くいっていないため、今一度原点に立ち返り、やるべきことを1つ1つ大切にこなして今後の走りに繋げていきたい。
今回も、たくさんの応援・サポートありがとうございました。

 

山本 晴斗(E1)

前半の集団を抑える役を与えてもらっていたが結果的には集団の前をただ走っているだけで何か考えて行動に移すことができなかった。
レース中に何か行動を移すためにもトップチームの方々とのコミュニケーションを増やし、すべきことを明確にしながら走るべきだった。
まだまだレースで仕事をするには力不足を感じざるを得ない結果になってしまったので今後のレースで改善できるよう練習を見直す。たくさんの応援、サポートありがとうございました。

 

深堀 理(E2)

1つのターゲットレースに当て、トレーニングを積み臨みました。終盤、強力なメンバーに逃げられてしまった。
目標を入賞に切替え、最後は上りで粘り、スプリントで競り合うも、7位と悔しい結果でした。
調子は上がっているので、引き続き地道にやっていきます。
応援ありがとうございました!

 

吉田 純(E2)

1ヶ月前からこのレース対策に練習してきたからか、体力的、脚的にも楽だった。
しかし、ブラインドコーナーを曲がってる最中に体勢を崩し、痛恨のペダルヒット。
そのままバランスを崩し落車。
初コースに翻弄される結果となりました。
また怪我を治し、積み上げます。

 

佐藤 信哉監督

今回のレースはE2やYの選手たちの活躍もあり、一定の成果を得られました。
サポートをしてくださった方々にも感謝です。
E1は選手間で状況を把握し、打開し、チーム一丸となって奥田の優勝をもたらせることができた。

 

フォトギャラリー

Photos: Kensaku SAKAI