レポート
3/29 JBCF真岡芳賀ロードレース 横塚が逃げ切り優勝!阿部が3位&奥田が6位入賞
2025年3月30日
2025年3月29日に栃木県真岡市で開催されたJBCF真岡芳賀ロードレースのレースレポートです。
栃木県真岡市の井頭公園東側エリアの公道を使用する、トータル57km(1周7.2km×8周)のコースで行われました。
激しいアップダウンの少ない平坦基調ながら、長いストレートと連続する直角コーナー、様々に変化する道幅など、どの選手にとっても消耗の激しくなる要素が多いコース。
この日はスタートからゴールまで雨が打ち付け、さらに気温も4℃というハードなコンディション。関東圏でも人気レースだけあって主要チームが多数参戦し、116名がスタートラインに立った。
チームとしては、コースの特性を利用してスタート直後から攻撃を続け、厳しい展開にした先の勝機を狙う作戦。
レースは思惑通り1周目から攻め続け、3周目には横塚・阿部・向川・奥田の4名を含む7名が集団から抜け出し、終始レースをリードする展開に。
最終周に入った直後に横塚が決定的なアタックを仕掛けて逃げ切り優勝。後方ではスプリント勝負で3位に阿部が、そして6位に奥田が入賞する結果となりました。
メイン集団前方に残った中島は、逃げとのタイム差を的確な位置でコントロールし、チームにとって有利な展開の維持に貢献。山本もメイン集団後方に留まりながら22位でフィニッシュ。
現地に加えて、SNSやライブ配信などで、たくさんの応援をいただき感謝申し上げます。
チームは来週から再び海外遠征に挑戦します。続報を楽しみにお待ちください。
🏁JBCF真岡芳賀ロードレース リザルト
✅横塚 浩平 1位
✅阿部 源 3位
✅奥田 和人 6位
✅向川 尚樹 7位
✅山本 晴斗 22位
✅中島 雅人 31位
レース後のコメント
横塚 浩平
個人的には苦手な短時間のレースで最後までパフォーマンスを落とさず走れた点は自身の成長を感じた。
チームとしては大前提優勝の結果は残せたが、内容はチームで決めたものと程遠いので今後はその部分の改善を図れたらとは思う。
阿部 源
今日のレースは概ね作戦通りに進められたものの、逃げを決め切るだけの力が足りず、横塚さんに頼りきりの展開となってしまった。終盤のスプリントも託されたが、他選手に捲られ、集団では2着でのフィニッシュ。
自身のパワー不足を痛感したため、今回のレースで見えた課題を今後のトレーニングに活かしていきたい。
奥田 和人
作戦通り逃げを作り、数的有利な状況を作ることが出来たが、自分が千切れかけてしまうなど寒さで想像通りの動きは出来なかった。
改善点はまだまだあるのでこの先のレースでも活かせる様にします。
向川 尚樹
ミーティング通り、前半からキツイ展開へ持って行くという事で、横塚を中心に動いて、その通りのレースになって良かった。
前回のレースでは、前半から行き過ぎて墓穴を掘ったのでちょっと不安な部分はあったが、横塚の馬力と、それに協調してくれる選手がいて今回の展開になったと思う。
一緒に逃げてくれた選手ありがとう!
中島 雅人
作戦のとおりチームで前を固めて先頭を引きs/fエリアに向かった、再び隊列に付いたがこの時点で冷え切っている身体にはかなり辛く隊列から外れたのだが、自分の前に出る選手はほとんどいなかったのでVC4名を含む先行集団ができた。
その後は、メイン集団で抑える動き。
最終周は寒さによる震えでバイクコントロールがうまく出来ない状況になったため離脱しゴールした。寒かった。
山本 晴斗
今回はオーダーがなかったため自分のリザルトを取りにいく走りをすることができる状況であったが、一周目から集団の後方に位置取りをしてしまい結果的には中切れを埋めながらレースの最後まで走る形になってしまった。
本来なら集団前方に位置取りし、トップチームのメンバーと連動して動くという目標を持っていただけに、全く何もすることができなかったことはとても悔しい。
次戦からは目標を明確に決め、レースに挑む。
佐藤 信哉 監督
まずは、栃木は毎年素晴らしいレースをオーガナイズしていただき、ありがとうございます。
寒い雨の降る環境の中、ボランティアされている様々など、多くの地元の方々の協力により、我々はレースができることを感謝します。
レースについては横塚は自身のパフォーマンスを発揮するだけでなく、レース中もうまくチームをマネージメントした。
奥田もしくは阿部源を勝たせるというテーマで臨んだため、課題は残ったと思うが、チーム全体で良いコミュニケーションが取れる良い機会になったと思う。
次週がトルコ遠征で、今回はやむなく初日のみで帰路につかせていただきました。
ゆっくりと宇都宮を満喫することができませんでしたが、また来年の楽しみに…。
フォトギャラリー
Photos: Kensaku SAKAI