レポート

2/23 JBCF志布志クリテリウム レポート

2025年2月26日

2025年2月23日、今シーズンJBCF2戦目となる志布志クリテリウムが鹿児島県志布志市で開催されました。
今回はJクリテリウムツアーの一戦であり、Jプロツアーチームとの交流戦という位置づけでした。
チームとしては、このレースの結果がポイントには反映されませんが、JPTチームと対等に戦えなければならないという強い意識を持って挑みました。

結果としては全員予選を突破。決勝では向川が11位でフィニッシュし、チーム内での最高順位となりました。
また、サテライトチームの山本や水上にとっても、Jプロツアーの選手たちと競う貴重な経験を積む機会となりました。

 

マスターズカテゴリーは前日に続いてアランが躍進!

この日もマスターズカテゴリーに出場したアラン・テイラーが奮闘し、見事2位入賞!
安定した力強い走りを見せ、引き続きチームを勢いづける活躍となりました。

 

レース映像

 

🏁JBCF志布志クリテリウム リザルト

E1

✅向川 尚樹 11位
✅水上 隆助 19位
✅石原 悠太 22位
✅田中 亮祐 29位
✅奥田 和人 36位
✅木村 純気 47位
✅辻野 壱哉 75位
✅山本 晴斗 DNF

E2

✅三宅 那生 7位
✅深堀  理 13位
✅吉田  純 17位
✅江川 哲治 DNF

E3

✅木之下 海斗 10位

M

✅アラン・テイラー 4位

 

レース後のコメント

向川尚樹(E1)

予選·決勝式のクリテリウム。毎度ながら予選は緊張する。
無事に通過して決勝へ。
チームのオーダー通り途中逃げを試みたが、少し出遅れて追走する形になってしまい、消耗が激しかった。
スグに吸収されて、ゴール勝負に備える事にした。一度後ろまで下がり、チームメイトを確認して、ラスト2周を切ったところから前方へ。
途中隊列が切れてバラバラになってしまった。少しずつ形にしていきたい。

 

木村純気(E1)

今回は予選決勝とあり、予選は位置取りで難なくクリア出来て決勝に上がりました。決勝ではチームメイト全員上がれたので、自分は前半の動きに対応する役割でした。オーダー通り前半前の方で動く事は出来ましたが、自分から動く事は出来ず、周りの選手に合わせる感じで動きました。やはり平坦での脚力はトップの選手と比べるとまだまだなので今後の課題にしていきたいと思います。

 

田中亮祐(E1)

最後のスプリントに絡みたかったが実力も経験も心構えも足りていなかったと感じた。あきらめず精進していきます。

 

石原悠太(E1)

予選はラスト1周を切った所でしっかりと前に上がり、そのまま集団ゴールで確実に上がることができた。決勝では、後半勝負を考えていたが、自分から攻めるような走りには程遠く、何もできずに流れ込みで終わってしまった。平地での独走力が大きく劣っていることを実感したため、今後のトレーニングで意識していきたい。ただ、目の前で大きな落車もあったが無事にシーズン初戦を終えることができたため、今回のレースを糧に更にコンディションを高め、次回以降のレースに臨む。

 

辻野壱哉(E1)

チーム内での作戦通りに動けず、自分の考えで動いてしまうことが多くなってしまった。その点では信頼にかけてしまう行動を取ってしまってとても反省している。
悔しさと申し訳なさが大きく残るレースになってしまった。次のレースではその点を改善して、ライバルにもしっかりと太刀打ちできる脚力を付けて再戦したい。

 

奥田和人(E1)

予選は難なく通過して決勝へ。
後半埋もれてしまい集団でゴール。
中盤前で展開することはできたが、他チームとのチーム力の差を感じたのでまずは自分自身逃げに全部乗れるように頑張る。
ここからさらに調子を上げていきます!

 

水上隆助(E1)

クリテリウムでPと混走する経験は初めてで、密集した集団で走ることに慣れることからスタート。トップ選手との脚力に差があることは明白だったので、位置取りや走り方でカバーすることに集中。決勝では位置取りに苦戦し、前に上がってもすぐに位置を下げてしまうの繰り返し。気持ちの部分でもPに圧倒されてしまった。
2日間通して貴重な経験になりました。次戦以降しっかり活かしていきたいです。

 

山本晴斗(E1)

予選、本戦共に課題の残ったレースになった。レース前から位置取が課題になることがわかっていたのにも関わらず2戦とも改善することができなかった。結果本戦序盤の落車に絡んでしまいDNFになってしまい、とても悔しい思いをした。次戦に向けて反省し、改善する。

 

深堀理(E2)

風が強く、散発する逃げも決まらないため、スプリント勝負になると見極め、前方で周回を消費。最終コーナーを好位置でクリアし、スプリント勝負になったが、埋もれてゴールでした。周りに合わせた消極的な走りだったかもしれず、自身の脚質を考慮すると、トライしてもよかったと反省している。ただ、こうしてレースを走らないと得られない感覚もあり、2日間出場してよかった。サポートを頂きました皆様、大変ありがとうございました!

 

吉田純(E2)

前々で展開してアタックするなど積極的に動いたが成功せず、ラスト周回まで脚をため最後の180度ターンからアタック。
ラストコーナーで力尽きてしまいスプリントで埋もれました。
調子は良かったので次戦は作戦失敗しないよう鍛えます。

 

江川哲治(E2)

ここ4~5年ずっと痛めている左股関節が最近快方に向かってきて、強度を高めた練習がこなせる様になってきました。
ただ、久しぶりのレースという事で、前半は集団内で様子を見て後半余裕があれば攻撃に転じるプランで臨みました。
やはり調子は悪くないのか、単にE2が緩いだけなのか前でも後ろでもHRも上がらず快適クルージング。
5周目を終え、攻撃に転じます。
先行した選手にジョインする形で少しだけ集団と離れるが、集団もまだ元気で不発に終わります。
その後集団で足を温存してもう一度チャンスを伺っているところでリアがパンク。

 

三宅那生(E2)

ラストコーナー処理を失敗してしまい、そこそこ前方にいたが真ん中にいたため左右の選手に囲まれてしまいスプリントのタイミングが遅れてしまい前方にいた選手たちとはもうかなり速度差がついてしまった。
昨日が消極的な走りだったため今日の目標は何かしらのアタック、行動を起こしたかった。
実際二回アタックしたが逃げる事はできずうまく集団に泳がされただけだった。
積極的に動いても集団に泳がされているようでは無駄足でしかないため、次からはアタックのタイミング、レース感を育てていきたいです。

 

木之下海斗(E3)

僕自身、インターバルと逃げを得意としているのでそういった展開に持っていきたいというのが本心でした。しかし、1年ぶりの競技・学校の授業・試験勉強・後期試験・アルバイト・自動車学校等で練習が全くできておらず、追い込めてもいない弱った状態であることを踏まえ、どうすれば上位に入れるのかと考えた結果、無理に自分から動こうとせず、集団の前方で流れに乗り、最後のスプリントにかけるというものでした。思い描いていた事は出来たものの、思いのほかスプリントでの伸びがなく、すぐ垂れてしまい練習不足が顕著に感じられました。
次戦ではもっと練習して、アグレッシブな走りが出来たらと強く思います。

 

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Photo Kensaku Sakai