レポート

2/1 GP ANTALYAレースレポート ベンジャ4位でフィニッシュ & 木村純気が12位

2025年2月2日

2025年2月1日にトルコで行われたGP ANTALYAのレースレポートです。
海抜50mに位置する海沿いの街アランヤから沿岸に南下、標高300mほどの峠にKOMが設定された周回コースを3周してアランヤへ戻る133kmのレース。
リゾート地として人気なのもうなずける、美しい地中海を背景に70名の選手がスタートを切った。

峠以外は平坦基調ということもあって大きな混乱もなく、逃げとメイン集団の構図があったものの、最後は大きな集団にまとまってのスプリント勝負に。
エースのベンジャが集団前方でもがき、表彰台まであと一歩およばずながら4位でフィニッシュ。また、ベンジャに続いて良い位置どりをキープした木村純気も12位に入り、VC FUKUOKAでの初レースながらコンディションの良さを見せた。

応援いただいた皆様、インスタライブでの配信をご視聴いただいた皆様、ありがとうございました。
また、翌2月2日も同レースの主催者によるクリテリウムが行われます。こちらも日本時間16時からインスタライブで配信予定です。ぜひご視聴ください!

 

🏁GP ANTALYAリザルト

✅ ベンジャミ・プラデス 4位
✅ 木村 純気 12位
✅ ジェラルド・レデスマ 16位
✅ 阿部  源 17位
✅ 向川 尚樹 25位
✅ 横塚 浩平 37位

 

レース後の選手コメント

ベンジャミ・プラデス

最初のレースとしては十分な手応えを感じた。 ハードなレースではなかったが、集団スプリントでのフィニッシュは攻め方が難しい。
最初のUCIポイントを獲得するという目標は達成できた。
来週は自分にとって有利なコースになるだろうから、良い結果をまた出したい。

 

木村 純気

 

自分の中では2月上旬と言う早い段階でのレースは初めてで、初海外レースでもあり、開幕戦でもあり、不安要素が多く緊張していました。
それでもチームメイトの的確な指示がありなんとか無事に走り切ることが出来ました。
自身の感覚も悪くなく無かったので、来週のGP Aspendosではポテンシャルを最大限に発揮出来るように頑張ります。
応援ありがとうございました!

 

ジェラルド・レデスマ

私にとっては初めてのUCIレースとなり、とても興味深いものになった。多くのことを学ぶことができたし、いい脚を感じながらレースを楽しむことができた。
ライバルの動きについていきつつ、スプリントを安全にこなそうとした。
来週のレースはもっとハードになるので、チームとしてUCIポイントを獲得し、ベンジャの優勝に貢献できるよう、いい脚で臨みたい。

 

阿部 源

ミーティングで指示された自身の課題を完璧にこなすことはできなかった。しかし、その理由は明確なので今後に向けしっかりと改善していきたい。
一方で、コンディションの良さを確認できたことは収穫だった。自信を持って次のレースに挑みたい。

 

向川 尚樹

ミーティング通り協力して動けていたと思います。
スプリントも本職でないベンジャが上手く捌きながら4位に入ってくれた!
ありがとう!
欲を言えば、途中4~5名の逃げに1人、入れたかった。
スプリントも最後200mからベンジャを誘導出来たらポディウムに届いてたと思う。
明日からの課題としてチャレンジしたいと思います。

 

横塚 浩平

少人数での抜け出しを図り何度かアタックしたが上手く決め切れず、最後はうまくアシストをする事ができず集団でのゴールとなった。
個人的には結果に繋がらず悔しいが、チームメイトは上位でゴールできた事と何より初戦をトラブル無く走り終える事ができたのでその点は満足している。
来週のレースは更に厳しい展開になるとは思うが、今回の結果をポジティブに捉えて次に臨みたい。

 

佐藤監督

ベンジャの4位、そしてチーム全体の安定した走りを評価したい。
この開幕戦でUCIポイントを獲得できたことは、チームにとって大きな成果。
大集団スプリントでのゴールはもう少しネガティブな結果を予想していた。
28kmに及ぶ周回は登坂と下り、そして路面状態のよくない海岸線のワインディングロードでかなりナーバスなレースだったと思うが、まずは無難に乗り切れたので、よかった。
トルコの路面はスリッピーなアスファルト、凸凹や傷んだセクションが多く、さらには砂煙が舞い上がる区間もあり、非常にタフな環境だった。
チームとして今年新たに選択したホイールやタイヤなどの機材がどのように機能するか気になっていたが、選手たちからの評判も良く、好成績の要因の一つになったと感じている。

 

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Photo Yücel Çakıroğlu

 

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