レポート

関西シクロクロス びわこマイアミ

2016年12月23日

シクロクロッサー1年生の壇です。

関西シクロクロス第6戦びわこマイアミに参戦してきました。
初めてのシクロクロスレース。
反省点だらけで、悔しい結果となりましたが、
それでもシクロクロスの魅力に十分魅せられてしまいました。

~前日~
福岡から8時間のドライブを経て会場着。
まずは三船さんのスクールで勉強&試走。
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CXバイクに乗るのもほぼ初めてに近く、
右も左もわからない完全初心者状態。
初めは砂浜で立ち往生したりずっこけたり。。。
元VCの八ヶ岳CC後藤選手の手ほどきもあり何とかレースできそうなイメージが湧きました。

今回のコースは琵琶湖岸に2か所ある砂浜区間がポイント。
砂が深いところではトップカテゴリーC1でもバイクを降りて走る選手も多い半面、オーバーテイクポイントでもある。

元陸上選手であり、走り(ランニング)には自信がある。
ということで、砂浜区間でずっこける前に早めにバイクを降りてダッシュする作戦に。


~当日~
朝の試走で昨日の作戦を確認。
と思ったら、砂浜のコンディションなど大きく変わっており困惑。走る距離が長くなる。。。

レースまで少しだけ時間があったので、自分よりも前のレースを観察して作戦を練り直す。
一緒に来た元VCのMOZU COFFEE岩永選手が健闘。気合をもらう。

スタート20分前から並ぶも、シード権を持ってないため、スタートは40/70番手くらい。オーマイ。
スタート位置や成否が成績に直結するため、スタートは緊張感がある。

カウントダウンが始まり、静寂の中、ピストルを合図にスタート。

最初の短いストレート。落ち着いてクリートをはめ、少しでもポジションを上げようと。。。
即効で横の選手と接触。前輪パンク。オーマイ。
早速最初のコーナーでタイヤがよれ、コントロール不能。

やってしまった。
福岡から800km。初のシクロクロスレースは開始100mで終了の危機に。
が、完全に空気が抜けきってはいなかったので、とりあえず走る。

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photo by kansaicyclocross

コーナーごとにタイヤをブリブリ言わせながら最初の砂浜セクションへ。
みんなバイクを降りて走ったり、歩いたり、転がったり。すでに大渋滞状態。
作戦通り、即効でバイクを降りて人込みをかき分け猛ダッシュ。パンクしててもランニングなら負けません。

つなぎの区間でもタイヤをブリブリ言わせ、波打ち際の2つ目の砂浜区間へ。
波打ち際から遠い右側に一本だけ踏み固められたラインがあるが、既に渋滞状態。
誰もいない波打ち際、真冬の琵琶湖で水しぶきを上げながら一気に順位を上げる。
砂浜区間が終わるころにはいつの間にか6番手に。先頭も近い。でも寒い。

問題はここから。
後半は芝のコーナーと障害物のテクニカルセッション。
コーナーの度に止まりそうな速度まで減速。当然、抜かれまくる。

しかし、2周目に入るころにはパンクした状態でのバイクの扱いに少し慣れてくる。
また、パンクがプラスして砂浜区間が走りやすくなり、ほぼバイクを降りることなくクリア。
が、やはり後半の芝区間で抜かれる。。。
 

最終周(3周目)、一時は3番手になるも最後の芝で交わされフィニッシュ。
パンクした状態で最後まで走れたのはよかったものの、先頭が見える位置での4位。

一番とっちゃいけない順位で、結果は到底満足できませんが、
新しい競技種目に挑戦するワクワクと、シクロクロスの持つ魅力とで非常にワクワクが止まらない初レースでした。

 

○リザルト C4B 壇 耕平 4位

 
砂浜区間  photo by kansaicyclocross


砂浜は渋滞


C1スタート

 
C1 波打ち際を行く後藤選手(YatsugatakeCC)


全日本チャンピオン沢田選手は異次元の走りでした