レポート

負け試合

2014年4月12日

寄稿者 森 幸一
場所  大阪 舞洲クリテリウム特設会場
日時  2014/4/6 16:27 スタート

前日に神戸に入り、当日の10:00にはレース会場に入りました。
私の最後のレースでたくさん時間があり、自分のレースまでは、
人のレースにケチをつけながら過ごしました。
今回の舞洲は、海側から強い横風が吹いていて、集団が縦に
伸びやすく特に多少の向かい風のホーム側では一本棒状に
なっています。集団のメリットが小さく逃げが決まりやすいように
感じていました。
おやつの時間くらいからE3で優勝した今泉とウォームアップに
会場付近を周回します。
あまりあげていないのにすでに、脚に疲労感を感じます。

私の前のレースが始まると同時に最前列に自転車を置いて
位置取りの開始です。
高田、西村を応援しつつ、久々のレースで胸が高鳴っていくのを
感じていました。
スタートラインに並ぶとホンダ栃木の川田選手が
ポイントランキングトップを示す黄色いジャージを纏ってチーム
メイトとともに最前列に並びます。
漢の初代皇帝 高祖なら「男はあああらねばならん。」と思ったこと
でしょうが、私は「こいつをマークだな。」といかにも実務家の発想で
スタートを迎えました。

ローリングスタートを終えるといきなりアタック合戦が始まります。
体が冷えているためか食らいつくのが精一杯です。
2周、3周とこなして、もうやめたくなってきました。
完全にスピードが足りません。ずるずるとポジションを下げてしまい
余計にインターバルがかかり一層きつくなってきます。
コーナーで抜いてポジションを上げますが、それを維持することが
できません。抜かれていくときのスピード差は5km/hくらいあり
「こんなに速いの?」と思い、スピード計を見ると37km/hしか
出ていませんが、体はかなりきついく感じます。
いつの間にか集団最後尾まで落ちてそのままひらひらと切れて
しまいました。
自分からレースを降りるわけにはいけませんので、精一杯のペース
で完走を目指しますが、集団の速度にかなうわけもなく、切れてから
数周でレースから降ろされました。

あとから山口に聞いた話ですが、私は他人より2枚くらいギアが
軽かったようで、冬の脚のままレースに臨み重たいギアが踏めず
レースのスピードについていくことができませんでした。

奥様へ
泊まりで大阪まで行かせてもらったのに
今回のレースではなにも得ることができず。
大変悔しい思いだけをしました。
筋トレ、ストレッチなど少しでもおつきあい
いただきますようお願いします。