レポート
5/1 きらら浜クリテリウム メンバーレースレポート
2016年5月3日
○県内選手権
<佐藤> 3位
強烈なアタック合戦は、
横風区間のホームストレートは風下を消すためにコースのギリギリ右端を走り、
後ろの選手はさらに前の選手の風下を求めて、コーンやフェンスにぶつかりそうになる。
それほどキツイ。
気づくとヴィクトワールが3人、
アクアタマユーロワークスの長野、
そして自分。
そのうち長野が落ちて、1対3。
西川さんは時々ローテを飛ばし脚を温存している。
でもその権利がある。
マルコとハビエルはとにかく強力に引っ張っていくが、自分はもちろん消極。
なので2人からはベンガ‼︎ベンガ‼︎と檄が飛ぶ。
どう考えてもこの状況はリセット(この逃げが潰される)したかった。
時折後方の集団を見ると、桐野が集団から飛び出しているようだが単発の動き。
おそらくは飛び出しても抑え込まれているようで、ちぐはぐしていることが予想される。
チームメイトはローテを回している様子なく、
自分が下がったとしてもそのままこの3人に行かれてしまう可能性が高い。
残り周回数が減ってくる。
自分の頭の中は3人表彰独占されるのをどう阻止するか。
ラスト2周半ば。
油断しているとこちらが料理されてしまうので、こちらから仕掛けた。
西川が先頭を引いたあとにアタック。
1人振り切ればなんとか凌げるかもと…
…が、不発。
気づくと、マルコが遥か前方へ。
油断した。
追いかけたが気づかず反応が遅れ、
疲れたところハビエルにも先に行かれて、
後ろにはベッタリ西川が…
あの手この手を使ったが振り切れず。
完全にあかんやつや。
万事休すの状態で最終周へ。
前に出る必要がない、消耗も少ない西川からどうやって3位を奪うか。
自分の選択は、このまま分の悪い1対1よりは後ろの集団に吸収されてでも脚を止めて休んで回復させ、不利な状況から脱すること。
そうするとみるみるうちに後続が迫ってくる。
さあどうする西川⁉︎
と思いながら最終局面。
バックストレートで堪り兼ねて西川がもがき始める。
強力だったがなんとかまくることができ、
なんとか表彰台独占は免れた。
なす術なく、チームとしては完敗なレース。
後続集団で追うべきは自分達。
いち早く意思統一を図り、できればローテを回して追走したかった。
(桐野談)
○JBCF E1
<中田> 2位
起床と共に寝ぼけた体で最近流行りの半身浴をする。
効果があるかは知らんけど。(某Pさん曰く)
募金活動などでくまモンを配る。
今回はメンバーがヤバイとの情報を聞き付けるが、基本あまりレーサーリストは見らないので大町ケント君を今日初めて知る。
走る前から心拍があがる。
このレーサーリストをよく見てなかった事が後に彼に大失態を招くことをまだ僕は知らない。
アップ中に我が師匠、片山さんがE2で1位でゴールへ飛び込み更に心拍があがる。
BG金子さんの黙祷もあり、いい感じに落ち着く。
レースペースはそれほど速くなく、群馬の時に比べれば少し余裕を持ってレースを行えた。
風もあり、密集しているので集団で怒号が飛び交うこともしばしば…
リーさんが何度も逃げを敢行。
今回の敢闘賞は間違いなくリーさんです。
スプリント賞には目をくれず、順位だけを求める。
気づくとラスト周に入り、ラスト1キロ辺りで緑色のジャージの選手が飛び出す。
へっ!どうせ垂れるだろう……
しかし、あの走り方とこのシュチュエーションに見覚えが……、
追うか迷っていると力也から行けっ!と声がかかる。
しかし、ここで追ってはスプリントがズブズブになると思い、一度先頭で追って、一度緩め、上がってきた選手の番手につける。
そして緑色のジャージが落ちてこない!!
やばい!と思い、コーナーを全速力で突っ込む。
後ろでガシャーンと音がする。
もう振り向くこともできない。
心の中で「僕の突っ込みが影響したらすんません・・・」と念じる。
狙うは緑色のジャージの首のみ!全速力スプリントをするも、半車体ほど届かず悔しかった。
そして後で知る。日野泰静だったということを……( ゜o゜)
2月のきらら大会での2時間耐久で同じ手で日野たつよしにもやられたのを思いだし、あーあとなる。
しかし、2位は2位、チームに貢献できてよかったです。
まだまだなので練習頑張ります!!
○JBCF E1
<廣田> 5位
朝目が覚め、昨日にしたインターバルの疲労を確認。
いい感じに足が張っておりヤバイと思いアップを長めにする。
最近のアップ曲を探していたときに出会ったのはPerfumeのFLASH。
Superflyに引けをとらないイケイケドンドンなやつ。
今日もメンバーが強力でいつものズブズブスプリントを想像する。
スタートはシルベストの後ろ、いつもながらスタートは前目がいいのでこそこそと前へ。
今回はモリコーさん、李さん、ナカータの4人でいつもよりは気持ちに余裕があったが、早速救急車が出動する波乱の予感。
スタート。
前回は後方でインターバルだったので前々意識。
今回一番動いていたのは田さん、大町健人、李さんだと思います。
スタートして特に目だった動きもなく3周回目の途中でアタック、スタートラインを切り少しのところで吸収。
そこからは前を引いたり前方キープして落車回避。
大町や日野、シルベストのアタックの踏襲が続く。
そんな中抜け出した李さんと田さん含める少人数逃げが出来るも、前はバラけてる感じ。
そこからはナカータと李さんの逃げを行かせるために前を固める。
シルベストやベルマーレが果敢に動いてだいぶ足を使う。
石堂さんの切れのある飛び出しに遅れ、危うく千切れる寸前で止めたくなるキツさ…
最終ラップまで我慢し、ナカータが集団前にいたので少しでもライバルを減らしたいと思い、第1コーナー過ぎて出来たアタックに反応。
距離も50メートルほど開いて前4人になる。
ただ足並みが揃うことはなく捕まり、集団ゴールの展開に。
例年スピードが上がるポイントはわかっていたので、タイミングを逃さないようにナカータに指示。
その時には日野が既に飛び出しており、少し遅かったようで…
自分は最後まで粘ることに切り替え藤岡シフトに。
ただ落車のリスクがあったので藤岡さんは踏みやめたので、大町へとスイッチ。
最後のコーナー立ち上がりで抜いていこうとすると大町クラッシュ。
右に避けると前にはもがいてる5人と左には落車の選手が見えて、ズブズブにならないように自分の距離でもがいて5位。
実業団レースで初めてゴール前でもがけました…
今日で1207wのなんじゃこりゃWaTが出て筋トレをしっかり始めることにした1日でした。
○JBCF E2
<片山> 優勝
朝早めに起きて、半身浴に向かう。
効果があるかどうか知らんけど。(某Pさん説)…
ベッドから一歩踏み出してすぐに勘付く。
今日はすこぶる調子が良い。
調子が良いため、脚が良く回り心拍もすぐに上がってくれるためウォーミングアップは短めに取り、リラックスするために会場をプラプラとする。
ここで悲運なことに、電気配線のコードに気付かずフロントタイヤが引っかかりトイレの前で盛大に落車し、右のレバーが悲惨な程に曲がり、左手のひらから流血する・・・
ここでかなりテンションが下がってしまう、出走10分前の出来事。
今回のレースは、スプリント賞は狙わず、昇格のみを目標に、ラストに備えてとにかく脚を残すレース展開を心掛けました。
レース中、アタックが散発するも決定的な逃げが発生することもなく淡々とレースは進む。
速度もさほど速くなかったため、落ち着いて強い人が誰なのか、スプリント狙いが誰なのか、優勝狙いが誰なのかじっくりと観察をする。
最終回、ペースは上がるものの、向かい風区間では牽制が入るため先頭の譲り合いが発生しペースが落ちる。
ラスト1キロ、2名の選手が飛び出し集団がラストに向けて一気に活性化する。
ここで3〜5番手をキープしチャンスを伺う。
ラスト500メートル、2番手に居た選手が速度をあげる。
すぐに反応し、その選手の後ろに飛び乗りるが、速度があまり速くない・・・
ラスト400でかけるか!?と悩むが、群馬の二の舞にはなりたくないのでグッと堪えてツキイチで最終コーナーに突入。
コーナーから立ち上がりラスト200ちょい、風下からの好位置、もらった!!と立ち上がりからフルもがきで長めのスプリント体制に入る。
ラスト100、後続の気配はすぐ後ろには感じない。
ラスト50、少し迫ってきていたが、まだもがく脚が残っている。
ここで勝ちを確信したが、後ろを見ずに、ゴールをするまで油断せずにもがき続けてゴールに飛び込みました。
今回はとにかく現地での応援が凄く、すごく力になりました。
自分たちが思ってる以上に、地元の方々は応援してくれていることが伝わり、感無量です。
次戦からE1に上がるので、慢心することなくレースに取り組もうと思います。
○JBCF E3
<藤田> 21位
前回の反省を踏まえ今回は最前列からスタート出来ました。
前回は前半終始後方で走ってしまったので前方に上がるよう位置取りを意識。
ただ上がった後にコーナーでの減速や目の前での落車が重なり番手を下げてしまい、後方でかなり無駄足を使ってしまいました。
中切れをパスしながら順位を上げていくもラスト2周で脚が尽き、その後は一人旅で最後もがいてゴールしました。
敗者は多くを語らず、課題を明確にしクリアしていくためのトレーニングをしていきます。
サポート頂いた皆様、本当にありがとうございました。
○JBCF E3
<横尾> 7位
実業団レース2戦目。
早めにアップを開始しようと準備を開始。自分のものと違うタイプのローラー台にあたふたしているところを、
桐Pさんに助けてもらいアップにこぎつける。
スタートは早めに並び、津末レーシングの岩切さんらと話しながらゆるりと過ごす。
走り慣れたコースだからか、スタート直前はあまり緊張はせず良い感じ。
今回も落車回避策として、前方キープと声かけを意識する。
スタート直後は割と速いペースでの展開となる。
隙を見てスィ〜っと上がり5〜10番手のポジションをキープする。
序盤、ちょくちょく飛び出す選手がいる。
捕まえるために積極的にローテに加わり紳士的な走りをする。(無駄足を使う)
また、コーナー前や段差での声かけもやってみる。おかげで舞洲の3倍ぐらい安全性が上がる。
勝負の分かれ目となったのは、岩切さんがラスト2周ぐらいで飛び出した瞬間。
あ、ヤバい!行かねば!行くのか!?と一瞬躊躇し、追えませんでした。
(結果、岩切選手は見事優勝されました!)
他にも数名がチラホラ前を行く展開となり、ペースは上がりラスト周回に入る。
最終コーナーに集団のハイスピードで突っ込みたくないので、手前のストレートで飛び出してみる。後ろはついてこないので、コーナーをこなしてこのまま入賞いただき!とペースを上げるも、ホームストレートでは逆風のためか、ゴールが遠く感じる…
早がけにより足が残らず、スプリントのキレが足りずに半車輪差で入賞を逃しました>_< 悔しさのあまり昨夜はうなされる結果となりました。 ですがチームメイトの活躍を見て、刺激をもらいました。 今回もサポートいただいた皆様、ありがとうございました!