レポート

群馬CSCロードレース レースレポート day-1

2016年4月28日

群馬CSCロードレース 1日目


○Jプロツアー 1周6㎞×14周=84㎞

<桐野> 59位/146(完走66名) top+4分33秒


今年初となるロードレースのため、愛しさと切なさと心強さをもって当日をむかえる。
朝のうちは夜中降った雨で路面はウェットだったがPのレースの際には完全デュライで一安心。
14:20 レーススタート
スタート位置は結構後方だったので、序盤は無理せず集団が安定したところで前に出る作戦。
序盤はアタックの応酬で常に縦伸び状態。
しかし心臓破りの坂になるとCOLNAGOのV1-r の本領発揮!!!
10%以上の坂だとシッティングでもスイスイ、ダンシングだとクイクイ登ってくれるのでみんなが通らない一番傾斜のあるインをせめて、容易に番手を上げることができるのでありがたい。
レース中盤、バックストレート集団の前方に位置して、キナンの選手の後ろに付けているとするするっと
前方に上がっていくので一緒になってあがるとホームストレートに出たところで前方の逃げ集団にブリッジを開始したので私もそれに乗ってみることに。
しかし後ろの集団を見ると逃がすまいと追ってくるので私はやめてそのまま集団につかまりながら前めでくだりに突入。
こんな感じでいろいろと無駄脚を使ってしまうことが散見されます。
終盤に差し掛かり、心臓破りの坂を上っていると前にいた佐藤監督が少ししんどそうだったのでピークからくだりに入るあたりで背中を押して加速を促してみた。←ナイスアシスト!╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
後ろに佐藤監督を引き連れてその下りからバックストレートに入ったところで前方で集団落車発生!!!
バイクが放り出されてそれに引っかかる選手もいる中、うまい具合に間をすり抜けてなんとか落車回避!!
多少ブレーキをかけたため集団とは少し間が空いてしまう。汗
マトリックスの佐野選手がいたので、埋めていただけるかなと後ろに付けているとどうやらしんどそうな気配。
いろいろ仕事したあとだったとおもうので。
ここは、ヤバイ!とおもい自分でグイグイ踏んでなんとかホームストレートあたりで集団にジョイン!!╭( ・ㅂ・)و̑ グッ
なけなしの脚を使ってしまった。。
そんなこんなで残り4周。
集団のペースは高速のまま、心臓破りの坂からの下りに入るあたりで、脚がピッキ!となり集団から千切れてしまいました。
残り3周。
沿道の声援で「下りで追いつけるぞ!!」って声がしたので、くだりで鬼踏み!!
そんな踏めるなら千切れるときにがんばればよかったなと後悔。
コミッセールカーは追い越していきましたが、私ががんばって踏んでいるので、サポートバイクも私の後ろを走ってくれている。
三段坂に入る直前でなんとか追いつきそうになるものの心臓破りの坂に入る直前で私の脚はジエンド。
両足ピクピク。
踏めなくなった私を見たサポートバイクはブーーーーンと前に上がっていきましたw
そのあとは完走を目指すべく、イーブンペースで淡々と走行。
残り2周。先頭から1分遅れ。
後ろからロボティクスの2名が来たので3人でローテーション。
残り1周。先頭から2分半遅れ。
さりげなく3人のうち先頭でゴールw
なんとか完走を果たせたという感じになりました。
トッププロとの力の差も感じたレースでございました。
明日のレース完走できるんやろか?と不安に思ったのは言うまでもなく。


<佐藤>  63位/146(完走66名) top+5分44秒


後半部分に心臓破りの坂と言われる激坂区間があり、そこを14回凌いで最後のゴールに向かう。
路面は所々荒れ、テクニカルなコーナーとアップダウンの連続。
自分は昨年、ここで元チームメイトの村田雄耶(現群馬グリフィン)、津田悠義(現エカーズ)と合宿して、1日30周したコース。
コースも知り尽くしているし、
距離はなんでもないはず。

いつもは開始早々のアタック合戦で逃げが決まった後は、ペースが落ち着くはずが、
この日はなかなか決まらず、終始ハイペース。
集団は伸縮を繰り返し、
選手のエネルギーと集中力を削ぎ、落車も頻発。
チームメイトも桐野しか見当たらず。

補給や給水もこまめに行ない、
体力的にはまだまだと思っていたが、
ラスト2周、心臓破りの坂で突如大腿四頭筋の痙攣。
翌日のことも考え、集団から離れペースを落としたが、
最終周目前で脚が伸びきった状態で全く脚を回せなくなり、とりあえず立ち止まる。
最終周回に入らないと完走が保証されないため、気持ちは焦るがなかなか戻ってこない。
片足ペダリングでとにかく最終ラップへ。
後方から桐野がやってきてとりあえず一名の仲間の無事を確認。
なんとかゴールにたどり着き、63位。

チームはまだまだ勝負に絡めるレースはできていないが、桐野と自分の2名が完走ポイント100×2を取った。

トロピカルなキャップとコミカルなサングラスが特徴の桐野。
実業団レース2年目と経験浅く、
もちろんJプロツアーのロードは初にもかかわらず、積極的で最後もしっかり残った。
今回の遠征を通し、関東&福岡のメンバーとも溶け込み、心強い仲間が増えたと感じた。


○E1レース 6㎞×8周 48㎞​
<中田> 36位 


6時起床。

髪の毛のチリチリ具合から湿気が高くて外が雨だとわかる。…
試走中もスーパーフルウエットな路面。落車されて救急車が来ていた。
 群馬CSCは登り下りが多く、某tubeでの予習で動画を見ていたが動画以上に難しいコースだと感じる。


スタートし、集団は密集しながらローリングスタート。まさかのローリング中にカーブに対応しきれず、隣の選手とぶつかり転けそうになる(すみませんでした)

いよいよスタートフラッグが審判車から振られる。

一気にスピードが上がり、やはりE1のスピード速いなぁ&ポジションが簡単に上がらないとなる。
 集団後方にいると、結局登りでキツくなるので前目に移動すると、カーブで林に滑り込む落車などがおきる。
 毎回坂で順位を落としてしまう。何故か脚に力があまり入らない。

調子は悪くないハズだが……となる。
 一度弱ペダの岡さんがアタックしたのでラスト2周とのこともあり、ジョイントする。

しかし、すぐに捕まり、坂に差し掛かったところで、足がすでに残っておらず、そのままラスト周回へはいるも、回復及ばず坂で置いてかれ36位。
 悔しさを通り越してなにやってんだよと自分に嫌悪感を抱くほどでした。

 

○E3レース 6㎞×4周 24km
<片山> 15位


降水確率ほぼ0%予報の現地、まさかの夜通し降った雨で日陰はフルウェット、ところどころハーフウェットの現地。
 誰が雨男や!?の罪のなすりつけあいの中試走に出発するが、試走の段階で救急車が来るほどの落車が発生している。
E3クラスタは朝一出走だったため路面コンディションの悪いままスタートへ。
エリートクラスタはローリングスタート。
ローリング中、早速落車が前方で発生してビビリ上がる。
 三段坂の途中からリアルスタート。早速後方で落車の音がする。
 落車を嫌ってか前方の位置取りが活発で前方でも怒号が飛び交う嫌なムードの集団。

2周回の三段坂手前でアタックをしてみる。
タイムギャップは3〜5秒・・・誰も追ってこないが突き放しにかかっても集団が離れない。
 三段坂でペースを上げてみてもタイムギャップは開かないけど縮まらない。
これは泳がされてるかな、と半周ほどで集団に戻るとアタックが散発する。
3人以上になったアタックには全部チェックに入るが、全部決まらずに4周目の最終回。
 今回のゴール、自分を信じて自分のタイミングで出て一位を勝ち取ると決めていたので400メートル手前からアタックを仕掛け、とにかく踏み込む。300メートルのカンバンが見える。
 後ろを見るとタイムギャップは1秒か・・・
250メートル手前、ゴールが見える。

やばい、脚が残ってない。
200メートル手前、集団に飲み込まれ、そのままタレタレでまさかの15位finish。