レポート
パラサイクリング 強化合宿 in 宮崎
2017年1月18日
佐藤です。
チームのサポートをして頂いている株式会社梅丹本舗様よりご縁を頂きまして、
1/12~15の4日間、
宮崎県西都市にて行われました、
パラサイクリング日本チームの強化合宿に練習コーチとして参加させて頂きました!
パラサイクリング…
いわゆる障害者の自転車競技。
それに関わるのはもちろん初めてで、
どんな選手がいて、どのような競技があるのかも知らなかったし、
ドキドキワクワクというよりは、
自分がお役に立てるのか心配な気持ちの方が大きかった。
初めて選手のみなさまとお会いした時が少し印象的。
凄く明るい印象。
1日目…
選手のみなさまにいろいろと教えて頂き、
それぞれ色々な障害をお持ちで、
自分が想像もできない障害があるという事を知った。
それによって使う自転車の種類が違ったり、
障害の重さでクラスが違ったり。
2日目は一ツ瀬ダムへ。
そして、石井雅史選手に色々と教えて頂いた。
「障害を負っても工夫すればまた走れる!」
熱い、というか純粋に自転車がお好きな方。
既に選手としては一線を退かれたが、後進育成には欠かせない存在。
今までなんとなくサイクルパーク的な所で親子で楽しく乗るイメージがあったタンデムバイク。
誤解してました!
ローテをしようと後方から前に出ようと思っても、
速すぎてそう簡単には出られませんよ!!
まあ、石井選手がパイロットなので。
今回、そのタンデムの2人が、不運な落車トラブルに見舞われた。
後ろは年々視界が奪われ続け、今は弱視というより、限りなく全盲に近い小吹選手。
全く見えない状態での落車はさぞかし怖い思いをされたはずだが、
「オートバイでもこけたことありますからっ!」
と動じることなく、気持ちが強い。
3日目の練習は午前のみ。
午後はアスリートの食事と補食のタイミングについての講習など。
栄養士、トレーナー、メカニックなど、パラ競技を知り尽くした優秀なスタッフが帯同。
私のトレーニングのアドバイスをして下さる、
鈴木トレーナー(スポーツドック福岡)も勉強の為、合宿参加。
1/15 最終日は西都原エンデューロ 4時間半の耐久レースに参戦。
自分も一生懸命に走る姿を見せなければ!
と、途中1時間ほど集団を抜け出し、頑張りました(笑)
<番外編>
今回の合宿は私にとってもゆかりの地、宮崎!
今から10年前、九州にやってきたころ、よくお世話になりました。
今回は一転して奥地の西都市へ。
自身初の農家民宿など、新たな魅力を感じることができました。
このあたりで名物の「うなぎ」は食べられませんでしたが、
くりくり亭で獲れた野菜を中心に毎食美味しくて後悔はありません。