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石川サイクルロードレース メンバーレポート

2018年7月19日

【佐藤信哉/JPT/27位】

昨年、一昨年と個人的にはこのレースに参戦しておらず、
2015シーズンのE1レース以来の参戦。
長い登坂区間と共に、毎年この時期の開催ということで暑さとの戦い。

前週の海外遠征で少しロードトレーニングが不足していたこともあり、
今回はルーティーンの調整を行なわず、
レース直前までトレーニングを続け、
手探りのコンディション調整で多少不安のある中、出走。

レースは思いのほか早く逃げが決まり、
ペースは宇都宮ブリッツェンのコントロールで落ち着いた。
宇都宮Rや西日本Rの時のように、
長々とハイペースが続いていたら集団に残ることも危うかった。

あとは長い登坂区間でのペースアップを待つだけ。
そこが勝負の局面、取り残されないように…
いつその時が来るのか、怯えながらレースは進み、ラスト3周へ。

これ以上ペースが上がらないことはまずないので、
生き残っていた松田と位置取りだけ注意し、いよいよその登坂区間へ。

まずまずの位置から登坂開始できたものの、
まったく登坂のスピードに耐えることができず。

自分の無力さを感じるレースとなりました。
しかし、今年加入の松田が完走を果たしたのが収穫。

帰路の車中、
ペースアップの局面を経験できたことで自分に足りないものを確認し、
どのように努力していくか話せたことがよかった。

前半戦孤軍奮闘してくれた松木が少し不調だが、
チームでもう少しカバーできるよう、
今週末の前半戦最後まで、集中を切らさずしっかり戦いたいと思います。

【松田真和/JPT/35位】

ここまで走った2つのJPTロードレースは、
どちらも不完全燃焼で終わってしまっているので、力を出し切りたい。

かなり暑い中スタート。
最初の1周は速かったが、
2周目に入るあたりで逃げが決まったようでペースが落ち着く。
ハイペースが長引かなくて助かったが、
その分まだ全然人数は減っていない。

まだまだこれからだなと思ってると、
VCはすでに4人のみとの情報が…
松木さんも体調不良とのこと。
早くもVCピンチ。
レースレイティングAAAAのレースだし、
もう絶対にDNFは出来ない。

そこからは淡々と進んでいく。
下りが速くてつい番手を下げてしまう分、
ふと緩んだ隙に前に上がるのを繰り返す。
そこまで速いわけではないが、
暑さもあって地味に脚にくる感じ。

ラスト2周、
最初の長い登りでのブリッツェンのペースアップで集団は散り散りに。
自分は下りで後ろに下がってしまっていて全く反応できない。
(前にいても厳しかったけど…)

きついけど何とか千切れた人たちで回していく。
まだ20位以内の枠も残ってるかと思い頑張りたかったが、
最後は脚がつってスプリントに絡めずゴール。

今回は最後のペースアップを体験できたのが収穫だったと思う。
最後のペースアップについていけないと20位以内は厳しいと感じた。

【中森大樹/JPT/DNF】

今回のレースは午前中スタートというものの気温がかなり高く、
待ち時間も暑いくらいでした。
いつも以上にこまめに水分をとっておくようにした。

スタートしてから逃げが決まるまでのペースはキツかったが、
2周目に入る頃に逃げが決まったようで、
そこからメイン集団はペースダウン。

ひとまず序盤のハイペースには耐えられたと一安心していると、
加納さんからVCは既に4人しか残っていないとの情報。

逃げが決まってから5周回完了まではゆったりペースで終盤に備える。
なるべく下りで位置を上げ、
登りでは位置を少し下げつつクリアし、
脚をなるべく使わないよう心掛けた。

途中、補給の失敗もあったが、
ペースが緩んでいるので落ち着いて次の周回で受け取り息を整える。

6周回目からブリッツェンのペースアップが始まる。
自分はコース中盤の登りの頂上付近で遅れてしまう、
もう少しで下りに入るところだったが、
あと少しの車身を埋めることが出来なかった。
レース時間も2時間を越え、
酷暑の中思った以上に脚が削られていた。

ここで粘れるか脱落してしまうかが、
あのような気温でもしっかり完走を果たす選手との差であると痛感した。
そこからは遅れ組でパックを作るが、思うようにペースは上がらない。
ペースアップに加え、
酷暑により道の端で倒れている選手もちらほら見受けられた。
最終周回に入るスタート地点でDNF。
残り1周が近いようでかなり遠く感じた。

結果的に自分が完走していれば、
3人完走を出すことが出来たがそれは叶わず。
不甲斐ない気持ちでいっぱいです…

次はしばらくレースが空くので、
8月しっかり準備して、9月以降のレースに備えたい。

【加納篤/JPT/DNF】(6周目の登りでタイムアウト)

那須ロードが終わった辺りから、
ついに疲労が抜けきれない「踏めない時期」が始まった。
しかし、走れるベテラン選手はここの裁きが上手い。
なので、腐らずに自分の身体と相談しながらスタートラインに立つ。

持久力が明らかに落ちている&何も挑戦しないのは、
得られるモノが少ないと感じたので、
パレード区間で信哉監督に、
「序盤のアタック合戦に乗ってワンチャンあったら、
そのまま行けるまで逃げに乗ります」と伝える。

いざアタック合戦が始まると一列棒状時間が長く、
これはヤバいヤツだと諦める。

2周目の長い登り辺りでやっとペースが落ち着くも、VC FUKUOKAは4名。
集団は宇都宮ブリッツェンが完全にコントロールしていたので、
終盤のペースアップに備えて、
若手有望株の松田・中森君に声をかけながら周回をこなしていく。

しかし、やはりとんでもない暑さ。
ここのレースには7年連続で出ているが、間違いなく1番暑い。
1時間半を越えると脚ではない心拍のキツさが襲ってきた。

余りの水の欲しさに、
5周回目の補給地点でミッキーさんを探すも見つからず、
集中力を切らしたのが命取り、
集団後方で5~6名の中切れを起こす…。

この位置取りが最低のミスだった。
ホンダの佐川選手は同じく中切れにあったのに踏み直して、
集団に復帰した(しっかり完走している)が、
踏み直せない自分はそこでドロップ…。

心拍を整え直して、
メイン集団からこぼれた選手達とグルペットを形成しようとするも、
みんな熱中症ギリギリ?の為、
全く協調できずに半周走ったスタートゴール地点ですぐにDNF。

せめてもう1周粘って、中森君と一緒にゴールに飛び込むのが、
VCのオッサンの役目だったのに、それが出来なかったことが本当に情けない。

3年連続この辺りまでは走れるのだが、脚だけではなく、
胃腸の調子や補給のタイミング・暑さ対策までも、
しっかり行わなければJPT石川ロードのゴールは近いようで遠いことを実感する。

きっと来週の片岡ロードも酷暑だろうけど、
今のキツい時期をしっかり踏ん張って、
渡良瀬遊水池にまたピークを合わせたいです。

 

【松木健治/JPT/DNF】
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