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広島ラウンド レースレポート
2019年7月9日
・・・東広島ロードレース・・・
【佐藤信哉】
Jプロツアー/29位
結果の出なかった全日本選手権は、
その意義を問い、少しばかり摂生も解除し、1日半、休んでリフレッシュ。
とりあえず大分アーバンクラシックに向け、
今までとやり方を変え、ここから1ヶ月のを立て直した。
火曜夜からトレーニングを再開。
いつもなら2~3日はリカバリーに充てるが、
自分のパワーチェックと、vo2領域の強度高のメニューを2日前まで実施した。
全日本も100㎞でリタイヤしているし、
その後も短時間高強度なので、TSBの数値的には問題ないくらい。
ただいつもとは違う疲労感でのレースへのアプローチ。
今回は前夜にメインスポンサーのヨシケイ福岡様のイベントがあり、当日入り。
試走時間には間に合わないので、YouTubeでコース映像を何度も見て臨む。
登りがきつそうだし、気温も高い。
あまりポジティブになれる要素がない。
おまけにレース前のウォーミングアップでは若干脚に重さを感じ、
良いイメージをもつことはできなかった。
ただ、チームメイトの松田が宇都宮以来、久々に戦線復帰。
勉強をしながらしっかりトレーニングを積んでいるのはわかっているし、
今日は前をキープすると意気込みをみせている。
前原も今期は走れているので自分さえ頑張れば、
最低限3名の完走ポイントは積めると。
レースはいち早く強豪チーム勢の逃げが決まり、
そこそこのペースで落ち着いてくれた。
ただそれでも暑さが厳しく、ジリジリと消耗する感じ。
途中、まだ少し入っているボトルを捨てようとしたら、
松田が欲しがったので渡す。
その後もよく見ると、
松田はことごとく補給に失敗していて、ボトルを何回か渡した。
中盤のペースアップで前原が遅れているのを目の当たりにする。
松田を2人になってしまった。
松田は成績優秀だが忘れ物が多く、この日はジェルボトルを忘れていて、
それも欲しがったので手渡した。
完走の為なら何でもする。
勝負どころのラスト2周の登りで2人とも遅れてしまったが、
なんとか最低限の完走は果たせた。
【松田真和】
Jプロツアー/30位
すっきりしない梅雨の天気にやられたのか、
精神科の実習にやられたのか、
ここ10日ほどは勉強にも自転車にもやる気が消えてしまい、
いまいちな状態でレースを迎えた。
前回の宇都宮ロードでは、スタート直後にポジションを落として失敗したので、
今回は前方で走ることがテーマ。
レース前半は比較的前方でこなせたので、
いつもより力を温存して周回をこなすことが出来たと思う。
しかし、3分の2を過ぎた頃から脚がピクつき始め、
登りでペースアップがある度に命からがら切り抜けるという感じに。
ラスト2周の登りでついて行けなくなり、あとは千切れ組でゴールした。
ここまで走れたレースがなかったので、まず完走できたことには少し安心したが、
今年目標としていた20位以内の難しさを改めて感じたレースでもあった。
最終盤のペースアップについて行けないと10番台にはやはり入れないと再認識できた。
改善点もまだあるので、それらを直して残りのチャンスに挑んでいきたい。
【池田渓人】
E2クラスタ/優勝
コースはスタートから1.7kmが比較的フラットで、
そこから緩いアップダウンを進み、
3.2km地点から10%超えを含む0.9kmの登坂区間。
KOM(登坂最高地点)からは0.5kmほど下り、
直角に左折すると残りは緩い下りからフラットのゴールへ0.9km。
勝負所は0.9kmの登坂区間と、参加者全員が認識する分かり易いコースでした。
路面状況が少し悪いところがありましたが、
登坂の後、ゴールまで短いので私的には狙えるレイアウトでした。
スタートは49名。
5周回と短い距離なので、
1周回目からアタック&吸収を繰り返し、ハイペースで進みます。
じわじわと登坂区間で人数も絞られ、最後は17名ほどの先頭集団となりました。
走り出してすぐから、自分の調子も悪くないのを確認していましたし、
大学に入り練習量が減ったのですが、
このコースに合わせたシミュレーション走をやっていましたので、落ち着いて走れました。
最終周回残り4kmほどで同チームの中島さんを含む数名がアタックし、6~7秒ほど先行します。
登坂区間に入ったところで集団から1名の追走を確認。
それに合わせて私もフルアタックでチェック。
区間中頃には先行数名すべてをパスして、2名でKOMを通過し下りへ。
振り返ると5秒は離れていたので、
残り1km弱を少し牽制しながら苦手なゴールスプリント勝負!
なんとか差し切り、トップゴールした時は思わずガッツポーズでした。
先行していた中島さんも集団を振り切り4位でゴール。
田中さんは集団の頭で7位ゴールでした。
応援有難うございました。
【中島雅人】
E2クラスタ/4位
最終周回の登りで加速されると遅れる危険があるので、少しリードして入りたい。
5周回中4周回は緩いペース。
登りと下りでペースが上がるくらいで進む。
最終周回、先頭に出たら集団と離れたので加速、後ろから2名来た。
3人で登りに入る。
2人ドロップと同時に後方から2人に猛スピードで抜かれ、
追って加速している所もう1人に抜かれて下りに。
ゴール前にようやく1人に追い付きゴール。
・・・広島クリテリウム・・・
【佐藤信哉】
Jプロツアー/16位
声が全くでない朝を迎えた。
会場にはサポーターの方や、
共にトレーニングを行なう熊本のSSPCチームメンバーの皆さんもいて、
地元に近い雰囲気だが、とにかく声が出なく、申し訳ありません・・・
金曜くらいから若干喉の調子が悪く、前日のレース後かなり悪化し、
喉から必ず発熱の流れとなるが、まだ体調はそんなに悪くない。
1周1.7kmのT字コースは180°ターンが3回、
それを30周する51kmの市街地クリテリウム。
前夜のミーティングではコーナーリングについて確認した。
90回あるコーナーの立ち上がりは1列か2列の棒状に伸び、
小柄の選手の後ろはかなりきつい。
ちなみに、最も快適なのはブリッツェンの阿部選手の後ろ。
体が大きく空気抵抗は小さいし、コーナーリングもスムーズ、
かつスピードの加減速も穏やか。
沿道からの応援をあと押しに1時間くらいをなんとか耐えると、
少し楽になってきた。
ラスト3周くらいになると、
皆消耗しているせいか、後方からポジションを上げてくる選手もだいぶ減る。
ゴールスプリントとなるラスト1周は、
トップチームのアシストがトレインのスピードを上げるので、
最後のストレートで捲ることなんてほとんどできない。
なので、最後のコーナーへの飛び込みで着順はほぼ決まる。
ホームストレートに入り、1つでも順位を上げたかったが、
1人も抜くことが出来ず、16位でゴール。
本当にスプリント力が落ちたなーと思う2日間だった。
この広島ラウンド2戦でチームランキングを落としたが、
本調子を取り戻すのに苦労していた松田に結果が出てよかった。
たくさんの応援ありがとうございました。
【中島雅人】
E2クラスタ/8位
昨日、優勝した池田君がアシストしてくれると言うことでスタート。
序盤は集団中程から前に少しずつ上がる。
チームで集まって走ると安心感があった。
しばらくすると集団が割れる!
前にチームから池田と田中の2人が入ったので、メインの前方で待機。
しばらくすると、
ブリッジしそうな人がいたので利用して前の集団に上がろうと思う。
自分もローテに加わりブリッジ成功。
逃げ集団で田中さんが落車する。
入れ替わりで、逃げに追い付く。
最終周回、池田君がアシストしてくれたのに無駄にして、ゴール。
一瞬の遅れで勝利の機会を逃してしまい残念だった。
【池田渓人】
E2クラスタ/9位
片側2車線の広い幹線道路で、
東・南・西とUターンが3カ所あるT字の周回。
前日、E1昇格は決まったので、
この日はチームメンバーのアシストに徹することにしました。
最終周回残り1kmで切れよく抜け出し、
ライバルに車間を開けてラストのストレートに入り、
100m手前でメンバーを発射する!
単純な戦略を打ち合わせてスタートです。
レースは序盤からアタック・逃げが頻発して、
5周回までで数名の逃げが成立。
タイムギャップ10秒ほど開いたところでチームメンバーと話し、
ブリッジをかけることに。
6周回目で集団を抜け出し、一気に引いて先頭にジョイン完了。
田中さん他2名がついてきて、7名のパックとなりました。
中盤は無理せず7名で回し、集団との差を徐々に開いていきます。
勝逃げほぼ決定した残り5周回ほどのところで、
突然「田中さんがいない??」ことに気づく。
(後に聞いたら落車だった模様→ケガ無し)
代わりに中島さん他数名がブリッジしてきて、
最終便は9名のパックとなりました。
最終周回に入る前、
中島さんに予定通りアタック行きますと話し、最後の鐘を聞きます。
西側Uターン後のストレートでアタックし抜け出すことに成功!
後ろを振り返ると車間も十分開き、そして誰も付いてきてない・・・
戻るにも戻れず行けるところまで行くことにしました。
東側Uターンでは3秒ほどあった差も残り100mで並ばれ、
50mで抜かれ、先頭集団の最後尾(9位)でゴールとなりました。
中島さんも終盤のブリッジで足を使いきり、付けなかった模様です。
結果は残念でしたが、
今まで苦手だったクリテもなかなか楽しいなと思えたレースでした。
Day.1、2ともに応援有難うございました。
E1デビューは7/28のJBCF椿ヶ鼻ヒルクライムです。
なのですが・・・
7/13~15→九州地域トラックレース
7/20~21→熊本県選手権トラックレース
の参加を予定しています。
ヒルクライム練習無しで臨むことになりそうですが、できる限りの力で走ります。
引き続き応援よろしくお願い致します。