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2019 宇都宮ラウンド レースレポート
2019年5月16日
【松木健治】
【前原直幸】
前日の車中泊の影響なのか、非常に脚が重かったので、長めにアップをしてからのスタートへ。
このコースは、昨年は雨の中単独で落車し、危うく首を折りかけたイヤな思い出のあるコース。
最初から前々の位置どりを意識して、登りで中切れの餌食にならず、ペースアップにも反応できるように、
最初の2週は頑張ってコンチネンタルチームの真後ろをキープしていた。
それが功を奏し、大きく分断された集団の前にいる事が出来たので、力をセーブする走りに切り替え、
登りで位置を上げ、下りと平坦では踏みすぎないように集団に居続けた。
4周回目、決定的な動きにはならなかったが、
LEOMOの才田選手、UKYOの吉岡選手と共に飛び出した。
集団に戻ってからはペースは緩み、前方での動きだけを見ておけば良い状況だったが、
11周回目の最後の登りでのペースアップで先頭集団とのギャップが生まれてしまい、ひとり旅へ…
6分遅れでのゴール。
今回は距離も短い事からハイペースの展開になる事が予想されていた。
予想通り最初の3分の1で集団の人数は大きく絞られた。群馬CSCよりも登り坂の比率が大きく、
後方に下がることはまず考えなかった。
案の定、後ろにいてしまった10周回以後の先頭の動きに反応できずに千切れてしまった事が悪かった。
だが、そんな中でも今回初めてJPTのレースで集団から飛び出し、
逃げを形成する動きを出来たことは収穫だった。
毎度完走目的で集団にぶら下がっているだけでは見えてこない物もあると思い動いてみた結果、
決定的なものにはならなかったが、トップ選手のローテーションの回し方、
ペースアップ等いろいろな事を見て考えながら走る事が出来た。
トップ選手との力の差は大きかったが、今後闘える可能性も感じる事が出来た、良いレースでした。
暑い中応援、サポートして頂いた皆様、ありがとうございました!
次戦は栂池HCに参戦予定です。
【松田真和】
・宇都宮ロードレース DNF
ここまでの2戦は落車やメカトラで全く結果を残せておらず、今回こそはとモチベーション高く宇都宮入りした。
目標は20位以内。
入院で一旦は力が落ちたが、二週間前の東日本ロードあたりからほぼ復調していたと思う。
スタート位置は真ん中あたりだったが、スタートダッシュで集団後方まで下がってしまう。
これまでもよくあったが、これが致命傷になってしまった。
2周目、逃げはまだ決まっておらずハイペースが続き、ほぼ最後方でしがみつくしかなく、
中切れで離れてしまう。
そこからは周りの人達と回して粘るも10周走ったところでタイムアウトに。
調子が上がっているのを感じていて、正直今回はいけるかと思っていたが、
一度下げたポジションを上げることが出来なかった。
中切れは起こって当然の位置だったと思う。
去年よりもチームメイト達がパワーアップし、いい刺激をもらっているので、
この失敗を次につなげたい。
・宇都宮クリテリウム 53位
目標はラスト5周あたりからチームで集まり、
VCトレインから最後松木さんか武井さんを発射すること。
昨年の大田原クリテのようにトレインを作り、今回はそれをゴールまで繋げたいが、
Uターンがあるぶん、難しそう。
果たしてどこまで打ち合わせ通りいくか。
序盤は昨年を参考にして集団後方で走ったが、
中切れしないかヒヤヒヤすることが何度かあり、
【武井裕】
・ロードレース
スタートは集団中程からクリートキャッチが遅れてやや後方へ。
ラスト残り半周あたりまでは30位ほどの位置につけていたが、
180度ターンの次の90度コーナー後のダッシュで脚が尽き、中切れを起こしてしまった。
その後5人ほどに抜かれながら結局32位でゴール
中盤まで180コーナー明けのダッシュを頑張りすぎた感もあるが、
まさか中切れしてしまうとは思わなかったので正直凹む内容だった。
中盤、集団内での立ち回りもう少し脚を温存する走り方をできればと思うので次回は修正していきたい。
ロードレースは誰よりも先に集団から遅れ、全く内容もなくレースをリタイヤした。
全く脚が回らない感じ。
悪夢でしかない。
調子が悪いとか、体調不良とか、疲れているとかの自覚症状がなかった為、
翌日のクリテリウムレースは同じことを繰り返すのではないかと、不安の中迎えた。
シーズンイン前に病気で戦線離脱した松田とは、
この宇都宮の2戦を全快で迎える為にトレーニングをし、
レースのイメージを話し合ってきただけに、非常に厳しい心境。
クリテリウム前夜の作戦会議、
武井と八幡の両スプリンターの経験値をアップさせることを視野に、
良い雰囲気で行なわれたものの、
自分自身はその作戦に加われるのか自体、わからなかったが、
何とかいつも通り走り切ることが出来た。
10年目のシーズンを迎えているわけですが、
自身の体について、いまだにわからないことばかり。
フィジカルが向上すればするほど、
コンディションを合わせるのがよりシビアになっているような気がします。
自分自身が貢献できていません。
結果が全ての世界であり、
考えられるリスクをすべて排除し、
次戦しっかり結果を出せるよう、準備して臨みたいと思います。