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阿蘇パノラマラインヒルクライム 選手コメント

2020年10月26日

池田渓人

「世界一のカルデラ阿蘇パノラマラインヒルクライム2020」
に参加し、総合優勝することができました。

会場:阿蘇パノラマライン(旧吉田線)
まずは簡単なレポートです。

コースは絶景続きで、天気も快晴!
中盤までは南阿蘇谷を見下ろす高低差のある景色。
後半は阿蘇五岳に向かう雄大な景色。
まさにパノラマラインです。

参加しましたクラスはU23ですが、エリートクラスと同時発走で、
同チーム(VC福岡)3名を含む九州の強豪クライマーが集結しています。
狙うはクラス優勝ではなく、当然総合(全体)優勝です。

コースは11.5km、平均斜度5.3%と、距離も短く傾斜も緩めなので、
力が拮抗する選手の中、単独で抜け出すのは難しいと判断。
(チャンスがあれば抜け出す)
さらにコース最後の500mは勾配が緩く、
最後の200mはほぼ平坦なので集団スプリントになると勝つ確率も下がります。

自分へのリスクもありますが、序盤からスピードを上げ、
他の選手の脚を削る作戦を計画・敢行!
Uターンカーブや斜度があがるタイミングでアタックをし、
車間を開け後続に追わせます。

この作戦で、中盤過ぎの池ノ窪~火の山トンネルでは7名まで絞れ、残り2km強へ。
そして2kmを切ったあとに少しだけある勾配が上がるポイントでフルアタック。
追わせるでは無く、逃げるアタックです。
ついてくるのは同チームの木村選手だけで、
集団がバラけたのを確認し、ペダルを踏み込んでいきます。

残り500m、木村選手と2人になり少々牽制気味(ペースが緩む)。
後ろを見ると3~4名ほどが追ってきているのが見えたので、
少し早めですが残り300mでスプリントを開始しました。
脚の残りは十分。
木村選手をかわしゴールへ先着しました。

今シーズン最後のレースでやっと優勝できたのでホッとしました。

コロナ禍の中、今シーズンは幸いにも10レース(12競技)に出走できました。
結果は下記の通りです。
—–
HSR九州サイクルロードレース第2戦 DNF
熊本県自転車競技選手権大会トラック
・1kmタイムトライアル 4位
・スクラッチ 4位
・ケイリン 6位
熊本県自転車競技選手権大会ロード
・ロードレース 2位
九州地域自転車競技大会 9位
西日本ロードクラシック 18位
広島森林公園ロードレース Day1 3位
広島森林公園ロードレース Day2 5位
おおいたいこいの道クリテリウム 9位
おおいたサイクルロードレース 4位
阿蘇パノラマラインヒルクライム 1位
—–
落車無し
パンク無し
怪我無し
DNF1回は後ろから衝突されホイール破損でした。
アルバイト代が吹っ飛びました(泣
西日本の18位は暑さにやられヘロヘロでゴール。
あとはシングルリザルトで表彰台は3回でした。

サポートして頂きましたチーム。
一緒に走っていただいたチーム員の皆さん。
アルバイトを休ませていただいた職場の皆さん。
応援頂きました全ての皆さんに感謝しています。

来年はまた一回り強くなって期待に応えられるよう頑張ります。
1年間ありがとうございました。

檜室建斗

エリートツアーが終わってホッと一息のつもりでしたが、
練習仲間の中村さんと共に阿蘇のヒルクライムレースに参加してきました。
結果は全体5位、エリート3位。(リザルトは2位でしたがネット計測だから?)
VC福岡の池田くん、木村くんをはじめみんな強かった、完敗でした。
レースに向けた気持ちの差を感じました。
来年はロードレースもヒルクライムも今年より強いところを見せられるように頑張ります。
天気にも恵まれて最高のヒルクライム日和でした。
開催していただいた熊本県自転車競技連盟さん並びに関係者の皆様、
本当にありがとうございました。