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10月HSR レースレポート(佐藤)

2019年10月29日

早いもので今年最後のHSRトレーニングレース。
コンセプトはトレーニングということで、
レース前のチームミーティングで、今回はあくまでも個人戦!
VCはチームで戦わないことを確認し合う。

そしてこの日の自分自身の個人的な課題は、
・積極的な展開を促し、厳しい展開へ、最後はスプリントゴールにしない
・参加選手の光るものを見つける
そして最後に・・・
・VC福岡をやっつける!?

ツールドおきなわを控えており、
トレーニングの疲労のある中、しっかり動けるかやや不安だったので、
キツければ集団内でVCや参加選手の動きを見られれば、
くらいな感じ。

ただ、35分と短時間のレーストレーニングなので、
最後のゴールスプリントだけがみどころのレースとはせずに、
アタックして集団を抜け出す選手が多数生まれるようなレースにしたいと!

VCをやっつける!については、
VC以外のチームを多少フォローしてでも、VCには簡単に勝たせない!
という感じ。

【チームタイムトライアル】

今回、初の試みで小学生チームも参戦。
広いサーキットコースだし、タイムトライアル競技なので問題なし!
声をかけながら同じコースを走る!
不思議な感覚です…
VCからは福岡チーム、熊本チーム、マスターズチームの3チームで参戦。
自分はマスターズチームで、江川、川上の3名で。
自分のスタート直後のイージーなメカトラで出遅れ、結果は4位。
チームには申し訳ないことをしました。


【オープンロードレース】

複数の選手の逃げがしっかり確定し、
ゴール勝負もロングスパートで勇気をもって飛び出したSSPC緒方選手が優勝!
とまずまずのレース展開。
ただ、課題は逃げが吸収された時など、
カウンターで飛び出していく選手がもっといてもいいのかなと。
「いも掘り(逃げている選手を追うために集団を飛び出したけど、追いつかずまた集団に吸収される動き)して終わりました」
という声もありましたが、
それはナイスチャレンジ!!

レース内容は以下の通りです。

レーススタートはローリングスタートで。
最後方でnexstra GCKの白井選手とサイクリング。
「カメラ付いてるんですか~!?」
という会話をしながら。 ⇒その動画

果敢に挑戦頂き感謝です。
リアルスタートと同時に福大大濠の岡山選手の迷いのないファーストアタック!
パラボラの水町選手がブリッジし、2名の逃げが決まる。
1周ほどで吸収され、その後VC中島が集団から抜け出す。
自分も抜け出し、それに加わり2名の逃げへ。
自分は後方との距離を見ながらそこそこのペースを維持したが、
中島の牽きには力があり、このままだと新たな展開が生まれない為、自分は集団へ戻る。
集団をペースアップさせ中島を追う展開へ。
5周目終了時のスプリントポイントは中島を集団が吸収し、
パラボラの川口選手が力強くスプリント賞を獲得。
そのカウンターで自分が集団から抜け出すと、後方から2名の追走。
昨年のサマトレにご参加頂いたチームサコッシュの中村選手、とまたもやVC中島。
2名を待ち、3名で逃げる展開へ。
いい動きだったので中村選手はこれで敢闘賞確定!
その後、中村選手が脱落し、再び中島と2名に。
このコースはシケインを設けており、
集団のメリットがいつものHSRレースよりは薄れている。
中島はシケイン通過のテクニックもスムーズで、そこで後方との差が若干開く。
優勝するかもしれないけど、とりあえず敢闘賞は確定!
ラスト2周に入るところで、自分は後方集団へ。
集団前方はVCが追走の動きを見せて、縦伸びし、バラバラになりかけている。
そこに入るとVCしか残らなくなるので、その後方まで下がってペースアップ。
中島には申し訳ないが、ラスト1周で少し大きくなった集団が中島を飲み込む。
ラスト1㎞あたりで、自分から動いて、ロングスパートへ。
後方から1名追走、SSPCの緒方選手。
最終ストレートに入ったところで、捲られ、緒方選手初優勝!
パラボラ川口選手が集団の頭を獲り2位。SSPC沼田選手が3位。
SSPCはジュニア世代の活躍が目立つが、緒方選手はマスターズ世代。
同じトレーニングをしているので、やはり強いですね。

 

【終わりに】

今年2月にスタートし、3回実施させて頂いたトレーニングレースinHSR。
これにて今年のトレーニングレースは終了。
今回も実働は4名と少数精鋭のスタッフでしたが、
手伝ってくれた協力的なメンバー、多数のご支援のお陰で、
無事に終わることができました。
ご参加、お手伝い、ご協賛頂きましたみなさま、
このようなチャンスを頂きました「エムズ・スポーツ」さま、
ありがとうございました。